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山口恵以子さんの腸内改善計画。発酵食とオイルを摂り、肌と髪のハリを維持して痩せる。

気がつけば2年前のダイエットむなしく、リバウンド街道まっしぐらの山口さん。痩せて、さらに肌艶と髪質を維持する道を探ります。
  • 撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり
作家 山口恵以子さん

「人生でいまが一番太ってるんです!」
と焦りまくる作家の山口恵以子さん。母親の介護と執筆に追われ、ストレスからか晩酌とドカ食いに走って、気がつけばお腹まわりがぷよぷよに。
「お風呂に入ったときも、自分の裸に目をそむけちゃうんです。スポーツジムを退会して最近は運動もしていないし、体重が50㎏を超えてからは体重計にも乗らなくなってしまいました」
とはいえ、パッと見はそんなに太っているようには見えないのだが。
「小デブのお腹ぽっこりでも、着物だと体形がごまかせちゃうんですよね。私、脱いだらすごいんです(笑)」

実は山口さん、約2年前の本誌のダイエット企画で糖質制限を行い、見事にサイズダウンを果たしたのだが、あえなくリバウンドしてしまった模様。
「再度ダイエットに挑戦しても悲しい思いをするのは目に見えています。だから、根本的に体質改善から始めたいと思っているんですよね」
そこで今回は、発酵食と良質のオイルで腸内環境を善玉菌いっぱいにする“スリム化計画”を提案。
「“腸活”ですね! ぜひやりたいです。肌も髪もボロボロだと思うから、腸内環境から立て直したいです」

では実際に山口さんの肌や髪の状態はどうなのか? まずは東京・銀座にある「銀座HSクリニック」で毛髪の診断をしてもらった。

すると、「髪がペタッとするし、薄毛かも」と悲観的な山口さんの言葉とは裏腹に、マイクロスコープで映し出された頭皮には、太く黒々とした毛髪がふさふさ密集して生えていた!
「あらま、自分で言うのもなんですけど、意外に立派な感じですよね(笑)」
頭皮全体の赤みは作家のような頭脳労働者によくある頭の使い過ぎによるものだというが、髪のダメージはほとんどない良好な状態なのだった。

[髪]毛穴の詰まりは髪の大敵。頭皮のストレスに要注意。

自分の頭皮が映し出されたモニターに見入る山口さんと、画面の解説をする影岡さん。
(左)薄毛の人の場合 (右)山口さんの場合 山口さんの毛髪は根元からピンと立ち上がり、太くて本数が多いことがわかる。同年代の薄毛に悩む女性の毛髪は根元が寝ていて毛も細く、密度も少ない。

山口さんが毛髪診断を受けたのは薄毛治療を行う「銀座HSクリニック」。ヘアエステティシャンの影岡萌子さんがマイクロスコープで山口さんの頭皮をチェックした。
「きれいな髪ですね。太さも均等だし、ハリもあります。髪の密度もちゃんとあって本数も多いですよ。薄毛でもありません」
山口さんもモニターで自分の毛根の状態を確かめてひと安心。以前からパーマをかけずに、ヘアマニキュアをする程度で、髪へのダメージを与えてこなかったこともプラスに働いているようだ。

「ただし改善点としては毛穴に詰まりがあります。それから頭皮が全体的に赤いのですが、これはストレスが原因で毛細血管が緊張して浮き上がっている状態なんです。ヘッドスパを受ければ緊張がほぐれますし、毛穴の詰まりも取れますよ。ふだんは仕事の合間に、頭皮やこめかみまわりをやさしくマッサージするといいですね」
とのアドバイス。頭脳労働の宿命とはいえ、頭髪のストレスをケアせねば!と山口さん反省しきり。

「銀座HSクリニック」東京都中央区銀座8-9-15 ジュエルボックスギンザ5F TEL:0120-552-651

こめかみまわりをほぐすだけでも、頭皮の緊張がとれてスッキリ。セルフケアも大切だ。
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