「人生でいまが一番太ってるんです!」
と焦りまくる作家の山口恵以子さん。母親の介護と執筆に追われ、ストレスからか晩酌とドカ食いに走って、気がつけばお腹まわりがぷよぷよに。
「お風呂に入ったときも、自分の裸に目をそむけちゃうんです。スポーツジムを退会して最近は運動もしていないし、体重が50㎏を超えてからは体重計にも乗らなくなってしまいました」
とはいえ、パッと見はそんなに太っているようには見えないのだが。
「小デブのお腹ぽっこりでも、着物だと体形がごまかせちゃうんですよね。私、脱いだらすごいんです(笑)」
実は山口さん、約2年前の本誌のダイエット企画で糖質制限を行い、見事にサイズダウンを果たしたのだが、あえなくリバウンドしてしまった模様。
「再度ダイエットに挑戦しても悲しい思いをするのは目に見えています。だから、根本的に体質改善から始めたいと思っているんですよね」
そこで今回は、発酵食と良質のオイルで腸内環境を善玉菌いっぱいにする“スリム化計画”を提案。
「“腸活”ですね! ぜひやりたいです。肌も髪もボロボロだと思うから、腸内環境から立て直したいです」
では実際に山口さんの肌や髪の状態はどうなのか? まずは東京・銀座にある「銀座HSクリニック」で毛髪の診断をしてもらった。
すると、「髪がペタッとするし、薄毛かも」と悲観的な山口さんの言葉とは裏腹に、マイクロスコープで映し出された頭皮には、太く黒々とした毛髪がふさふさ密集して生えていた!
「あらま、自分で言うのもなんですけど、意外に立派な感じですよね(笑)」
頭皮全体の赤みは作家のような頭脳労働者によくある頭の使い過ぎによるものだというが、髪のダメージはほとんどない良好な状態なのだった。