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からだにいいこと

冬に食べたい、消化酵素が豊富な大根の温かレシピ。

撮影・小林キユウ スタイリング・渡邊美穂 文・一澤ひらり
おいしく体を温めてくれる、冬野菜の女王・大根を使ったレシピで肌のハリを取り戻しましょう。

【大根】

大根には血行をよくするビタミンCがたっぷり。血液の材料となる鉄分の吸収を促進、毛細血管の機能を保持する働きがある。「消化酵素も豊富で、生食したほうが大根の栄養素を余すことなく摂取できますが、火を通すと甘味が増して、おいしく体を温めるには最高の冬野菜です。煮ると栄養素が流れ出るので、まるごといただけるスープや鍋などの汁物は理にかなっています」

これを知っておこう

皮はむかずに調理する。皮にはビタミンC、毛細血管を丈夫にするビタミンPなどが含まれている。

大根と砂肝のマリネ

砂肝は亜鉛、鉄分やビタミンB₁₂が豊富。茹でたらすぐにマリネ液に浸けると味がしみこみやすい。

材料(2人分) 大根200g 塩小さじ⅓ 砂肝250g A[しょうゆ大さじ1½ 酢大さじ1½ 砂糖小さじ1 ごま油大さじ½ 花椒小さじ1 赤唐辛子1本(半分に切る)] 万能ねぎ3本 

作り方 ①大根を5㎜厚さのいちょう切りにして塩をふり、レンジ(600W)で1分加熱して水気を絞る。②砂肝は銀皮と白い筋を取り除き、半分に切って切り込みを5~6本入れる。③熱湯に塩少々(分量外)を入れ、砂肝を加えて2~3分茹でてザルに上げ水気をふく。④混ぜ合わせたAに砂肝を入れ、大根を加えて10分以上浸ける。⑤食べる直前に斜め薄切りにしたねぎを和える。

ソーキ汁

スペアリブは煮ることで汁にコラーゲンがたっぷり。大根に脂のコクと昆布のうまみが入る。

材料(2人分) 豚スペアリブ400g 大根⅓本 人参½本 塩小さじ½ 削りかつお節10g(だしパックに入れる) A[結び昆布6個 水5カップ]B[おろし生姜1かけ分 おろしにんにく1かけ分 酒¼カップ] C[しょうゆ大さじ½ 砂糖小さじ1] おろし生姜少々

作り方 ①Aを合わせて30分おく。②大根は2㎝厚、人参は皮をむいて1㎝厚の半月切りにする。③熱湯に肉を入れ、2~3分茹でて水に取り、汚れを洗う。④鍋にAの戻し汁、肉、Bを入れて強火にかけ、煮立ったらアクを除いて弱火で1時間煮る。⑤鍋から肉を取り出し、Cをからめておく。⑥ ④の煮汁を濾して4カップにし(足りなければ水を加える)、鍋に戻して大根、人参、昆布を入れて20分ほど煮る。⑦ ⑥に肉を漬け汁ごと入れ、かつお節、塩を加えて10分煮る。⑧器に盛り、おろし生姜をのせる。

大根のチンジャーロース

大根の千切りはそのまま炒めると水分が出てしまうので、塩をふって水気を絞ってから炒める。

材料(2人分) 大根200g 塩小さじ⅓ ピーマン・赤ピーマン各2個 豚肉生姜焼き用150g A[しょうゆ小さじ½ 酒小さじ½] にんにく1かけ 長ねぎ⅓本 片栗粉小さじ1 B[しょうゆ小さじ2 砂糖小さじ½ 酒小さじ1] 油適量

作り方 ①大根を5~6㎝長さの千切りにして塩をふり、しんなりしたら水気を絞る。②ピーマン、赤ピーマンは細切りにする。③豚肉は5~6㎝長さの細切りにし、Aをもみこむ。④フライパンを熱して油小さじ1を入れ、②のピーマンを加えてサッと炒めて取り出す。⑤フライパンに油小さじ1を足して熱し、叩いてつぶしたにんにくと斜め薄切りにしたねぎを炒める。⑥香りがでたら、③の豚肉に片栗粉をもみこんで加え、ほぐれるまで炒める。⑦大根、ピーマンを順に加えて炒め、Bを加えて手早く炒め合わせる。

『クロワッサン』938号より

●藤井恵さん 料理研究家/作りやすくて栄養バランスのとれた料理が人気。雑誌をはじめ、テレビ、イベントなどで幅広く活躍中。近著に『藤井恵さんの体にいいごはん献立』(学研プラス)。

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