●カルシウムの吸収を促し免疫のバランスを調整
ビタミンDは D2 から D7 まで6種類存在しますが、食品に多く含まれているのは植物由来の D2 と、動物由来の D3 の2種類です。そのため、ビタミンDを含む食品はそれほど多くありません。
小腸でのカルシウムとリンの吸収を促す働きがあるため、骨や歯を育てるために大切な栄養といえます。
また、ビタミンDは血中カルシウム濃度を一定に調節する働きもありますので、カルシウムによって収縮が安定する筋肉にとっても大切な栄養です。
なお、ビタミンDの摂取によってインフルエンザの罹患率が下がったという調査結果から、免疫のバランスを調整する働きも持つとされています。