乾燥やくすみ、ゴワつき……。冬の肌トラブルを防ぐには、“巡り”を促すケアが大切、とトータルビューティアドバイザーの水井真理子さん。
「肌には、血液に乗って流れる栄養や水分が不可欠。ところが寒さで末端の血管が収縮したり、コロナ禍で運動不足になっていると、血流が滞りがち。意識的に巡らせる必要があります」
取り入れたいのが、温感や炭酸の力。
「温感コスメは、冷えてこわばった肌を緩めます。炭酸コスメを使うと、二酸化炭素が浸透して毛細血管が拡張。温熱効果を高める入浴剤や、耳ツボマッサージで体温を高めるのもおすすめです。冬こそ巡りをキープしましょう」
●肌を直接温めて 血行を改善。
朝の洗顔、マッサージ、パックに使用。マッサージするうちにジェルが白いフォームに変化。のせておくと肌がじんわり温まり、洗い流せばフェイスラインがすっきり。
温感効果をもたらすミネラルを配合。クレイが毛穴に詰まった汚れを吸着し、エプソムソルトが温感をキープ。洗い流したあとは、明るい血色肌に整う。
●血管に働きかけて 巡る力を呼び覚ます。
エッセンスとパウダーを付属のカップに入れてヘラで混ぜると、炭酸泡を発生させるジェル状ペーストに変化。ジンジンとした刺激感も心地よく、ハリと明るさがアップ。
●温感効果を 持続させる！
体の不調を整える＂湯治＂を自宅で再現すべく開発。5種類の保湿成分、肌保護成分であるセラミドに加えて、ミネラルなどを処方。天然柑橘系の香り。
酵素温浴のサロンがプロデュース。自宅で気軽に温活をするためのアイテムで、奈良県の酒蔵が作った酒粕が主成分。アルコールは消失しているので子どももOK。
●冷えた時は 耳ツボ マッサージ！
耳をつかんで、上下左右に引っ張ったり、全体を揉んだりする。耳には100個以上のツボがあるといわれるうえ、耳の脇には耳下腺というリンパ節が通っているため、マッサージしたり動かしたりすることで、全身の巡りアップが期待できる。
『クロワッサン』1082号より
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