からだ

ハッピーホルモンに勝る美容液はなし! セロトニン&オキシトシン分泌チェックリスト。

取り入れてみたい話題の美容法。
  • 撮影・中島慶子 イラストレーション・ヤマグチカヨ 構成&文・薄葉亜希子

最近、話題のハッピーホルモン。心と体だけでなく美容面にも効くということだが、なぜ?

「ハッピーホルモンには幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』と愛情ホルモンといわれる『オキシトシン』があります。
セロトニンはストレスを和らげて心の安定につながり、オキシトシンは不安や痛みを感じにくくし、優しい気持ちになるという特徴があります」
と、臨床発達心理士の山口創さん。お互いに分泌を促す働きも持つ。

「どちらも共通して睡眠の質をよくする効果が。成長ホルモンがしっかり分泌されることで肌の修復力が高まります。また皮膚の線維芽細胞にはオキシトシンの受容体が多数存在するため、ターンオーバーの活性化にも。肌の免疫力や弾力アップも期待ができますよ」

では、これらを増やすコツは? 山口さんいわく、日常生活で少し意識するだけでも変わるという。セロトニンは規則正しい生活を、オキシトシンは五感に触れて脳が喜ぶことを取り入れたい。

「まずは素となる食材を積極的に摂りましょう。さらにセロトニンの90%は腸でつくられるので〝腸活〟もおすすめです。オキシトシンは愛情を感じることで増えるので、ペットをかわいがったり、誰かのファンになって〝推し活〟するのもいいですね」

ハッピーホルモン分泌チェックリスト

(セロトニン)
□ 起きて30分以内に朝日を浴びる
□ ゆっくりジョギング、テンポよく歩くなどの有酸素運動をする
□ 食事や睡眠に気を使い、腸内環境をよくする
□ 瞑想など、今この瞬間に心を向けるマインドフルな時間を持つ
□ セロトニンの素、トリプトファンを含む食品を積極的に食べる(大豆製品、乳製品、かつお、まぐろ、バナナなど)

(オキシトシン)
□ 親しい人や子ども、ペットとの触れ合いを楽しむ
□ 大切な人のことを思う
□ 夜ふかしせず、ぐっすり眠る
□ オキシトシンを増やす働きを持つ乳酸菌を積極的に摂る
□ 日常の中で五感を刺激し、気持ちよく過ごす(アロマ、花や絵の飾り、好きな音楽、
着心地のいい服など)

山口 創 さん (やまぐち・はじめ)

臨床発達心理士

桜美林大学リベラルアーツ学群教授。身体心理学を専門とし、心と皮膚、体の関係を研究。近著に『最良の身体を取り戻す』(さくら舎)。

『クロワッサン』1064号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。