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料理研究家、荻野恭子さんの、さまざまな料理に応用できる乳酸発酵漬けレシピ。

自然に恵まれた土地の豊かな野菜、あるいは世界で学んできた家庭料理、生活の知恵を凝縮した発酵食について語りました。

撮影・青木和義、深澤慎平、邑口京一郎 写真協力・宝島社 構成と文・堀越和幸

きのこの乳酸発酵漬け

料理研究家、荻野恭子さんの、さまざまな料理に応用できる乳酸発酵漬けレシピ。

【材料(作りやすい分量)】
しめじ 100g
まいたけ 100g
えのきだけ 100g
しいたけ 100g
水 2カップ
塩 小さじ2

【作り方】
1.きのこは石づきを取り、小房に分ける。
2.1をボウルに入れ、熱湯をかけ、ザルに上げる。
3.2を保存瓶に入れ、塩を溶かした水を加えて軽くフタをし、室温に1~2日置く。フタを閉め、冷蔵庫で2週間ほど保存可能。

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きのことエビのクリーム煮

料理研究家、荻野恭子さんの、さまざまな料理に応用できる乳酸発酵漬けレシピ。

【材料(2人分)】
きのこの乳酸発酵漬け 1カップ(汁気を切る)
エビ 6尾(殻と背ワタを取る)
漬け汁 大さじ3
長ねぎ 1/2本(緑の部分。斜め薄切り)
牛乳 1/2カップ
油 大さじ2
塩・胡椒 各少々
片栗粉 大さじ1/2(水大さじ1/2で溶く)

【作り方】
1.エビは漬け汁に浸ける。
2.フライパンに油を熱し、長ねぎを弱火で炒めて香りを出す。汁気を切ったエビ、きのこを加え、中火で炒める。
3.2に牛乳、塩、胡椒を加えて煮立て、水溶き片栗粉でとろみをつけ、全体に油を回す。

大根の乳酸発酵漬け

料理研究家、荻野恭子さんの、さまざまな料理に応用できる乳酸発酵漬けレシピ。

【材料(作りやすい分量)】
大根 400g
水 2カップ
塩 小さじ2

【作り方】
1.大根は5cm長さの棒状に切る。
2.保存瓶に1を詰め、塩を溶かした水を加える。軽くフタをして室温に1~2日置く。フタを閉め、冷蔵庫で2週間ほど保存可能。

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大根とラム肉のスープ

料理研究家、荻野恭子さんの、さまざまな料理に応用できる乳酸発酵漬けレシピ。

【材料(2人分)】
大根の乳酸発酵漬け 150g
漬け汁 1カップ
玉ねぎ 1/4個(薄切り)
ラムチョップ 3本(正味100gを一口大に切る)
塩・クミンシード・粗挽き唐辛子各 少々
香菜 1枝

【作り方】
1.鍋に水2カップ、漬け汁、大根、玉ねぎ、ラム肉、クミンシードを入れて中火にかける。アクを引き、弱めの中火で15分ほど煮る。塩を振り、味を調える。
2.1を器に盛り、粗挽き唐辛子、香菜を散らす。

酒粕と牛乳の ペースト

料理研究家、荻野恭子さんの、さまざまな料理に応用できる乳酸発酵漬けレシピ。

【材料(作りやすい分量)】
酒粕 300g
牛乳 1カップ
塩 大さじ1

【作り方】
1.鍋に牛乳を沸かし、塩を加えて混ぜる。
2.1が温かいうちに酒粕を加えてよく混ぜる。保存瓶に入れ、冷蔵庫で2週間ほど保存可能。

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鶏肉の酒粕焼き

料理研究家、荻野恭子さんの、さまざまな料理に応用できる乳酸発酵漬けレシピ。

【材料(2人分)】
酒粕と牛乳のペースト 50g
鶏もも肉 1枚(250g)
塩・胡椒各 少々
レモン 1/4個
パセリ 1枝

【作り方】
1.鶏もも肉に塩と胡椒をし、酒粕ペーストを両面に塗る。
2.1をグリルで両面焼き、レモン、パセリを添える。

  • 荻野恭子

    荻野恭子 さん (おぎの・きょうこ)

    料理研究家

    ロシアをはじめ、トルコ、中近東など多くの国を訪問。著書に『おいしい料理は、すべて旅から教わった』(KADOKAWA)が。

『クロワッサン』1061号より

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