からだ
くらし

電子レンジで、めかじきとかぶの味噌煮【吉田愛さんのレシピ】

直火を使わないのでつきっきりでなくてよく、買いやすい材料で作れる。
しっとり、かりっと、香ばしく。魚介の持ち味を楽しむ一品を手軽に。
  • 撮影・MEGUMI 調理、スタイリング・吉田 愛

めかじきとかぶの味噌煮

調味料は切り身全体にたっぷり、かぶと葉には少量ずつ。

調味料はめかじきにたっぷり、かぶに少量かけるとちょうどいい味に。1皿ずつ加熱することでパサつかず、火の通りが均一になる。

【材料(2人分)】
めかじきの切り身2切れ
かぶ大1個
A[味噌大さじ1と1/2、水大さじ1と1/2、みりん小さじ1、砂糖小さじ1、生姜(すりおろし)小さじ1/2]

【作り方】
1.めかじきはキッチンペーパーで水気を拭き取る。かぶは葉を切り離し、皮をむき6~8等分のくし形切りにする。葉は4cm幅に切る。Aは合わせる。
2.耐熱皿を2枚用意し、それぞれにめかじき、かぶ、かぶの葉を半量ずつのせる。Aを半量ずつ回しかけ、ふんわりとラップをして1皿ずつ電子レンジ(600W)で約3分加熱する。そのまま2分ほど蒸らす。

魚焼きグリルやコンロを使わないので、後片づけも手軽でもちろんおいしい。そんな魚介料理を提案してくれた、料理家の吉田愛さん。ごはんにもお酒にも合うメインのおかずが身近な材料で作れて、魚介を調理するハードルがぐっと下がる。

それぞれの調理器具には特性もある。電子レンジはまずレシピどおりに加熱し、一旦様子を見てから少しずつ調整するのがしっとり仕上げるコツ。トースターは高温でスピーディに仕上げる料理に向いているし、オーブンはじっくり火が通せるので合わせる食材の幅も広がるのが魅力だ。多彩な味わいの簡単魚介料理を今夜の食卓に。

吉田 愛

吉田 愛 さん (よしだ・あい)

料理家

日本料理店で和食を学ぶ。和食を中心に日本酒に合うメニューを多数提案。著書『温故知新 和食つまみ』が人気。唎酒師。

『クロワッサン』1057号より

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間