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ふっくら塩鮭ののり弁【吉田愛さんのレシピ】

定番のお弁当の伝えたいあのおかずの味。
季節や好みに応じて、ほんの一工夫を加えればその楽しみはさらに広がります。
その秘訣をここに。

撮影・黒川ひろみ 構成&文・堀越和幸

ふっくら塩鮭ののり弁

ふっくら塩鮭ののり弁【吉田愛さんのレシピ】

鮭、磯辺焼き……と塩味のおかずが多いので、のりおかかにはひとつまみの砂糖を加えて、ほのかな甘味を。小松菜と卵の塩炒めが参加することで、〝茶色いお弁当〞に彩りをプラス。

のりおかかごはん

【材料(1人分)】
かつお節(小)1パック(3g)
A[醤油小さじ1、砂糖ひとつまみ]
焼きのり(弁当箱に合わせて切ったもの)1枚
醤油 少々
温かいご飯 適量

【作り方】
1.かつおぶしにAを加えてよく混ぜ合わせる
2.弁当箱にご飯を7分目まで詰め、1を散らす。
3.のりをおろし金に押しつけて小さな穴をあけ、片面に軽く醤油をつけて2にのせる。

のりは全体をあらかじめおろし金に押しつけておくと、箸でちぎる時に食べやすくなる。
のりは全体をあらかじめおろし金に押しつけておくと、箸でちぎる時に食べやすくなる。

塩鮭の山椒焼き

【材料(1人分)】
塩鮭(甘口)1切れ
粉山椒 少々

【作り方】
鮭は半分に切り、魚焼きグリルで焼いて粉山椒をふる。

小松菜と卵の塩炒め

【材料(1〜2人分)】
卵 1個
小松菜 1株
ごま油 小さじ1
塩 ひとつまみ

【作り方】
1.卵を溶きほぐす。小松菜は根元を落として3cm幅に切る。
2.小さなフライパンにごま油を中火で熱し、小松菜を入れて炒める。しんなりしてきたら端に寄せて卵を入れ、大きく混ぜて半熟状になったら小松菜とさっと炒め合わせ、塩をふる。

ちくわの磯辺焼き

【材料(1〜2人分)】
ちくわ 1本
A[小麦粉・水 各小さじ2、青のり 小さじ1/3]
サラダ油 大さじ1

【作り方】
1.ちくわは縦半分に切ってから、長さを半分に切る。
2.ボウルにAを合わせ混ぜ、1を加えてよく絡める。
3.小さなフライパンにサラダ油を中火で熱し、2を入れてカリッとするまで両面を約1分ずつ焼く。

みんな大好きな人気のお弁当、吉田愛さんの新しいレシピ提案。

お弁当の記憶に残したい味。名前を聞けばすぐに頭に絵が浮かぶ、そんな定番のお弁当の美味しい作り方を、料理家の吉田愛さんに教わった。

「お弁当のおかずを考える時に大切にしているのは、まず味のバランスです」

たとえば鰆の西京焼きがメインのおかず。これだけでもう充分に美味しい。でも、鰆は案外味が淡泊だ。ご飯がより進むようにするには、甘辛いきんぴらを入れてみようか。入れるなら、魚と相性のいい生姜も千切りにして一緒に炒めてみよう、というように。おかずとおかずが手を取り合い、引き立てあっている。これが美味しいお弁当のハーモニー。

「味のバランスだけでなく、食感や彩りなどにも気を配ってみましょう。するともっと楽しくなる。緑の野菜が入ると見た目も華やかになります」

おかずは冷めても美味しくいただけるものを選ぶこともポイントだ。

「冷めて水が出るような料理は避けるとして、むしろ冷めることでより味が馴染むようなお惣菜をいくつかレパートリーに持っていると便利です。味、彩り、食感、季節の食材を意識しつつ、いつものお弁当をぜひ自分流にアレンジしてみてください」

  • 吉田 愛

    吉田 愛 さん (よしだ・あい)

    料理家

    本格和食から、簡単なおつまみまで幅広く提案。唎酒師の資格も持つ。近著に『〝だし〟を使わなくてもおいしい煮もの』(主婦と生活社)が。

『クロワッサン』1091号より

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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