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スーパーフードって何? どんな食品が何に効くの?

人気のスーパーフードだけれど、まだまだわからないことがたくさん。
  • 撮影・青木和義 文・斎藤理子 資料提供・一般社団法人日本スーパーフード協会

【スーパーフードって何?】

1.スーパーフードはアメリカ、カナダで始まった。

1980年代頃のアメリカやカナダにおいて、食事療法を研究する医師や専門家の間で、有効成分を突出して多く含む食品に対して「スーパーフード」という言葉が使われ始めたのが最初。2000年代に入り、医師などによる本の出版で一般に広まるように。日本では2014年に日本スーパーフード協会が設立された。

2.栄養バランスがよく、 栄養価が高い食品のこと。

スーパーフードの指南書といわれる『スーパーフード』(デイヴィッド・ウォルフ著/2009年)では、スーパーフードを〈単に栄養面で優れているというだけでなく、ある特定の有効成分の含有量が飛び抜けて高いもの、ごく少量で健康・栄養成分を効率的に摂れるもの〉としている。

3.長年、その土地で食べ続けられている食品だけ。

〈食歴が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。それにより人体に及ぼす可能性がある、あらゆる問題が解明されていて安全性に信頼がおけるもの〉がスーパーフード。日本の食文化の中で健康に寄与してきたと評価される食品は、〝ジャパニーズスーパーフード〟と呼ばれる。

●ココナッツ
カリウム、鉄、マグネシウムなどのミネラルや食物繊維が豊富。腸内環境改善やむくみ改善などに効果が期待できる。

●ケール
アブラナ科の緑黄色野菜。β-カロテン、ビタミンE、ビタミンC、ルテインなど抗酸化作用が強い成分が豊富。食物繊維も。

●ビーツ
血圧を下げるカリウムや、腸内環境を整える食物繊維とオリゴ糖が豊富。赤い色のポリフェノールは抗酸化作用が。

●アボカド
約20種類の必要不可欠なビタミンをはじめ、ミネラルや葉酸を豊富に含む。世界一栄養価の高い果物としてギネス認定も。

●ゴジベリー
日本ではクコの実。東洋医学では古くから滋養強壮や健胃に使われている。豊富なビタミンAは眼精疲労や目の健康にも最適。

●黒米
日本に最初に伝来した米といわれる古代米。黒い成分のアントシアニンは、高い抗酸化作用があり老化防止などに効果が。

●ブロッコリースーパースプラウト
ブロッコリーの新芽。含まれている成分「スルフォラファン」には、活性酸素を除去する抗酸化作用を高める働きがある。

●ゴールデンベリー
食用ほおずき。古代インカ帝国の時代から食されている。脂肪の蓄積を防ぐイノシトールやビタミン類、食物繊維が豊富。

●カカオニブ
カカオ豆をローストし細かく砕いたもの。抗酸化物質のカカオポリフェノールが、生活習慣病予防やアンチエイジングに効果。

●なつめ
中国北部原産の果物。ゴボウの2倍以上の食物繊維を含み、脂肪の蓄積を抑えるサポニンも豊富。

●大麦
不溶性と水溶性の食物繊維がバランス良く含まれている。血糖値の上昇を抑え、満腹感も持続。

●チアシード
メキシコ原産のシソ科の種子。水分につけると種子の周りにゼリー状になる成分は、食物繊維のグルコマンナン。

●ヘンプシード
麻の種子。必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6がベストなバランスで含まれている。良質なタンパク質や必須アミノ酸も豊富。

『クロワッサン』1051号より

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