年齢が出るパーツ、 「首のシワ」と「二重顎」の対処方法は？

首のシワは横に入るものと、縦に刻まれるものがあるが、どちらも加齢によるコラーゲンの減少で肌の弾力が失われたことが大きい、と川上さん。

「縦ジワは、広頚筋（顎の裏から喉全体）が乾燥することで潤いが失われて現れることが多いです。横ジワは乾燥に加え、スマホを長時間見るなど、下を向く姿勢が影響しています。また、枕の高さが合っていないと横ジワが出やすいですね」

首のシワに対処するには乾燥を防ぎ、正しい姿勢を保つように心がける。

「コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分を含むクリームで耳下腺から鎖骨に向け、上から下へとリンパを流します。次に鎖骨を指で挟み、内から外に。最後に下から上へとマッサージを行うとネックラインが整ってきます。紫外線対策も忘れずに行ってください」

（1）クリームを首全体に塗る。耳下腺（耳の裏、下部のくぼみ）から鎖骨に向けて、上から下へと3～4回、ゆっくりと流す。

（2）鎖骨を人差し指と中指で挟むようにして、内から外へと片側ずつ3～4回流す。

（3）鎖骨から耳下腺に向けて、片側ずつ下から上へと3～4回、ゆっくりと流す。

2種のヒマワリ由来成分が首とデコルテのハリ感アップに効果を発揮する。潤いが全体に広がり、なめらかな肌に整える。

首元やデコルテを引き締め、ハリのあるつややかな肌に導く。「ホオノキ樹皮エキス」がコラーゲンの分解を抑制し、メラニンの生成を抑える。とろけるようなテクスチャーが心地よい。

加齢とともに顎周りの筋肉が衰え、たるみが生じ、二重顎の原因に。

「首のシワ同様、コラーゲンが減少することでハリが失われ、顔全体の皮膚がたれてきます。対策としては、ハリをもたらす有効成分が配合されたクリームで、顎の裏からフェイスラインに沿って、引き上げるマッサージを行うといいですよ」

このときに耳下腺まで行うのがポイントだ。

「ゆっくり優しく引き上げてください。クレンジングや通常のスキンケアの際にも行うと効果的。習慣にしてみては」

顎周りにクリームを塗る。顎先の裏のくぼみ部分に親指をあて、フェイスラインに沿って指全体で3～4回、引き上げる。

顔から首元まで、引き締まったハリをもたらす薬用美白マッサージ美容液。シルクのように細やかで、なめらかな使い心地。リラックス効果も抜群。医薬部外品。