からだ

冷え性で眠れない人が温めるべき場所とは?【疲れない睡眠のコツ】

その日の疲れはその日のうちにとることが、 疲れをためないための鉄則。 その早道のひとつが、睡眠の質を高めること。 眠り方のコツを、東京 疲労・睡眠クリニックの梶本修身さんに聞きました。
  • イラストレーション・松元まり子 文・佐野由佳、小沢緑子

足が冷えるときは、足首だけを温める。

女性は冷え性の人が多く、冬場は特に布団に入っても足先が冷えて、寝つけないことも。

末梢の血行障害があると血管が広がりづらくなり、深部体温が下がらずに寝つきが悪くなるのです。

足を温めるために靴下をはいて寝る人も多いと思いますが、これも足からの放熱が妨げられて深部体温が下がりにくくなるので、おすすめできません。

冷え性で眠れない人は、レッグウォーマーで足首だけを温めましょう。筋肉が少なく、温度変化に敏感な足首を温めることで、全身の血流がアップします。

血液の巡りが良くなると、足の裏から熱が放出されやすくなり、眠気がやってくるのです。ただし、締め付けの強い着圧タイプは、睡眠を妨げる可能性が高いので避けるのが無難です。

また、湯たんぽは自然に冷めますが電気あんかは熱いままなので、これも深部体温が下がるのを妨げます。電気あんかを使うなら、寝る直前まで。温め続けると、寝汗をかいてしまいます。

梶本修身

監修

梶本修身 さん (かじもと・おさみ)

東京疲労・睡眠クリニック院長

1962年生まれ。医学博士。2016年、「一人でも多くの疲労に悩む人を救いたい」と、東京疲労・睡眠クリニックを開院。穏やかな物腰と的確な診察が信頼を集めている。著者多数。

『Dr.クロワッサン 新装版 疲れないコツ』(2019年7月29日発行)より。

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