からだ

週末の睡眠で疲労回復、でも寝だめはNG?【疲れない睡眠のコツ】

その日の疲れはその日のうちにとることが、 疲れをためないための鉄則。 その早道のひとつが、睡眠の質を高めること。 眠り方のコツを、東京 疲労・睡眠クリニックの梶本修身さんに聞きました。
  • イラストレーション・松元まり子 文・佐野由佳、小沢緑子

朝寝坊するより、早く帰って早く寝る。

思うように睡眠時間がとれずに平日の疲れが残ってしまったら、週末の睡眠で挽回できます。

ポイントは、朝起きる時間をいつもと大きく変えないこと。

疲労回復には、明るい時間に活動して暗くなったら休息する「生体リズム」に沿って生活することが重要です。

たっぷり睡眠をとろうとして夕方近くまで寝てしまうと、生体リズムが乱れて時差ボケになり、週明けにつらい思いをするだけ。朝寝坊して寝だめをしても、疲労回復につながりません。

週末に疲れをとる睡眠のコツは、朝寝坊するのではなく、金曜の夜に早く寝ることです。

前日に早く床につき、目覚まし時計をセットせずに眠りましょう。自然に目が覚めるまで眠っても、つまり脳が求めるだけ眠っても、早寝すれば生体リズムが乱れるほどの朝寝坊にはなりません。

そして、土曜日も早めに布団に入り、翌朝目が覚めるまでしっかり眠れば、だいぶ疲労が回復されて、気持ちよく1週間をスタートできるでしょう。

梶本修身

監修

梶本修身 さん (かじもと・おさみ)

東京疲労・睡眠クリニック院長

1962年生まれ。医学博士。2016年、「一人でも多くの疲労に悩む人を救いたい」と、東京疲労・睡眠クリニックを開院。穏やかな物腰と的確な診察が信頼を集めている。著者多数。

『Dr.クロワッサン 新装版 疲れないコツ』(2019年7月29日発行)より。

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