からだ

更年期は「隠れいびき」に要注意。【疲れない睡眠のコツ】

その日の疲れはその日のうちにとることが、 疲れをためないための鉄則。 その早道のひとつが、睡眠の質を高めること。 眠り方のコツを、東京 疲労・睡眠クリニックの梶本修身さんに聞きました。
  • イラストレーション・松元まり子 文・佐野由佳、小沢緑子

更年期は「隠れいびき」に要注意。

いびきをかいているか、自分ではなかなかわからないもの。同居の家族やパートナーに聞くほか、スマートフォンのアプリを使っても調べることができるので試してみましょう。

ここで注意したいのは、女性に多い「隠れいびき」の存在。ガーガーと、はっきりわかる音が出ていなくても安心はできません。

女性は閉経を迎えると女性ホルモンの分泌が減り、咽頭部の筋肉がゆるみやすくなって、いびきのリスクが高まります。

また、女性はもともと肺活量が少ないために脳への酸素供給が不足しがちで、いびきの音も小さい傾向が。スースーと、ただの寝息のように聞こえる音が実はいびきで、脳が激しい酸素欠乏の状態に陥っている場合もあるのです。

電車やタクシーに乗るとすぐ眠くなったり、起床して4時間後にもう睡魔がくるような症状があれば、隠れいびきで睡眠の質が落ちている可能性も。

寝る姿勢を横向きにする、深い呼吸を心がけるなど、自分の睡眠を見直してみましょう。

梶本修身

監修

梶本修身 さん (かじもと・おさみ)

東京疲労・睡眠クリニック院長

1962年生まれ。医学博士。2016年、「一人でも多くの疲労に悩む人を救いたい」と、東京疲労・睡眠クリニックを開院。穏やかな物腰と的確な診察が信頼を集めている。著者多数。

『Dr.クロワッサン 新装版 疲れないコツ』(2019年7月29日発行)より。

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