ほろ酔い程度ならリラックスできるので、お酒にも疲労回復の効果が期待できます。ただし、寝酒は逆効果になるのでNG。
お酒の力で寝たつもりでも、それはただ〝ひどく酔って倒れ込んで寝ている〟のと同じこと。
麻酔で眠っているような状態なので眠りが浅くなり、翌朝も疲れが残ってしまい逆効果に。しかもアルコールが分解されるときに交感神経が刺激されて覚醒し、途中で目覚めてしまうこともしばしば。
そのまま眠れなくなることが多いため、ますます疲れがたまるという悪循環となってしまいます。
飲むなら寝る直前ではなく、3~4時間くらい前までに。クエン酸効果が期待できる梅干しや生のレモンを搾った酎ハイを1杯か、ポリフェノールが豊富な赤ワインを小さなグラス2杯程度にとどめましょう。
アルコールを適量飲むことによるリラックス効果と、抗酸化作用のある成分を摂ることで、疲れがやわらぐダブルの効果が期待できます。