質のいい睡眠を得るためには生活リズムを整えるとともに、
環境や寝具、パジャマなど心地よく眠るための工夫も大切。
からだ
血管を作る成長ホルモンは眠りの質で分泌量が変わる!
- 文:韮澤恵理 撮影: 鈴木江実子 イラストレーション: ヤマグチ・カヨ
[ 良い眠りのための環境を整える ]
光
眠るときは明かりは完全に消すこと。薄明かりがついていないと眠れない人もいるけれど、慣れれば大丈夫。フットライトなども避けたい。
寝具
肌触りがよくて汗がこもらず、体の負担にならない程度の重量のものがいい。枕の形やマットの硬さ、掛けぶとんのフィット感にも心配りを。
温度
エアコンは体に悪いと、寒さや暑さを我慢するのはNG。冷風が直接あたったり、乾燥しすぎないように調整し、賢く利用するほうがいい。
パジャマ
体を締め付けず、汗の吸収がいいものを選ぶ。部屋着のまま寝たりせず、しっかり寝間着に着替えることが気分の切り替えにも役立つ。
【ほかにもある良い眠りのために】
良い眠りは上で紹介した基本のほかに、香り、音楽なども影響します。リラックスする香りといわれても好きではない香りがしたり、入眠用のCDなども心地よいと感じなければNG。睡眠にいいといわれるものでも試してみて自分に合うか確認しましょう。照明や温度などは、就寝直前ではなく、数時間前から徐々に切り替えるのがおすすめ。夜9時以降は暖かい色合いの間接照明にしたり、快眠の室温にタイマーをセットするなど、しっかり準備を。寝る前は消化の負担になるものを口にせず、ハーブティーなどにするのも大切です。
『Dr.クロワッサン 毛細血管を増やして、血流力をつける!」(2018年11月15
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