毎日の入浴をさらに効果的にするにはいくつかのルールがあります。
まず、湯の温度は38~41度に。少しぬるいと感じる人もいるかもしれませんが、これが適温。熱すぎる湯は刺激になり、かえって交感神経が優位に。
入浴時間は20~30分。ダイエット目的で長時間お風呂に入っても脂肪は燃焼しません。汗をかいた分、体重が減るだけです。
体が温まっているときは、柔軟性が増しているので、軽いストレッチなどを湯船で行うのも効果あり。
【疲れている日は42度に10分入浴】
疲れがたまっているときには42度くらいの少し熱めのお風呂に10分入るのもおすすめです。この温度では免疫力を上げるタンパク質=ヒートショックプロテインが分泌されます。ヒートショックプロテインは傷んだ細胞を修復してくれるので美肌やアンチエイジングにも効果的。ただし、深部体温が上がるので、長湯は禁物。血圧の高い人も気をつけましょう。週に1度くらいで十分。効果は1週間程度続きます。