腸の健康を保つために食べたい5つのジャンルの食材たち。
便秘外来から肌トラブルまで幅広く対応する医師の小林暁子さんに、心がけて食べたい食材についてたっぷり聞きました。
撮影・千葉充 文・韮澤恵理
発酵食
・・・・・・・ 乳製品 ・・・・・・・
[チーズ]
乳酸菌が豊富なうえ、タンパク質が分解されて消化もよく、カゼインと一緒なのでカルシウムの吸収がいい。
[ヨーグルト]
乳酸菌が豊富なだけでなく、タンパク質がアミノ酸まで分解され、吸収されやすい。カルシウムも豊富。
・・・・・・・ 漬け物 ・・・・・・・
[キムチ]
植物性の乳酸菌がたっぷりで漬け汁ごと食べられるのもメリット。ビタミンB群が多いのも特徴。
[ぬか漬け]
ぬか床に含まれる植物性乳酸菌やビタミンBが吸収されていて、生野菜の数倍の栄養がある。
・・・・・・・ 調味料など ・・・・・・・
[麹]
たっぷり含まれる麹菌から生み出される酵素の消化力が期待できる。麹の酵素からはオリゴ糖も産生。
[酒粕]
日本酒を発酵させたあとのしぼりかすなので、麹菌がたっぷり。食物繊維やビタミンBも多い。
[甘酒]
ごはんに米麹を加えて発酵させた麹菌の宝庫。食物繊維、ビタミンB群、オリゴ糖に、消化を助ける酵素も。
[みそ]
ゆでた大豆を麹で発酵させているので麹菌たっぷり。大豆のレシチンやイソフラボン、食物繊維も多い。
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