ダイエット食としても頼もしい、丸麦入り白いミネストローネ【松見早枝子さんの雑穀レシピ】。
ご飯に混ぜて炊く以外の使い方がわからない! そんな人にこそ試してほしい、毎日の食事でたくさん食べられる粮理家、松見早枝子さんの雑穀レシピ。
撮影・徳永 彩(KiKi inc.) 文・黒澤 彩
丸麦
水溶性と不溶性、2種類の食物繊維を含む丸麦は、腸活にぴったり。よく売られているのは玄麦ではなく五分づきくらいのもの。丸麦を潰した「押し麦」も同じように使える。
白いミネストローネ
下準備いらずで、軽く煮るだけでプチプチとした食感を楽しめる丸麦は、スープとの相性抜群。小粒のパスタ感覚で使える。食べ応えもあってダイエット食としても頼もしい。
【材料(2人分)】
丸麦(または押し麦)大さじ2
玉ねぎ1/2個
セロリ1/2本
にんじん1/2本
にんにく1かけ
ベーコン2枚
オリーブオイル大さじ1
水500ml
ローリエ1枚
しょうゆ大さじ1
塩・パセリ各適宜
【作り方】
1.丸麦はさっと洗い、水気をきっておく。
2.玉ねぎと筋を取ったセロリ、にんじんは1cm角に、にんにくはみじん切りにする。ベーコンは1cm幅に切る。
3.鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて中火にかけ、香りが出たら2の野菜を炒める。しんなりしたらベーコンも加え、色が変わったら水とローリエ、1を加える。
4.煮立ったら蓋をずらしてのせ、10分ほど弱めの中火で煮る。仕上げにしょうゆを加え、塩で味を調える。器に盛り、好みで刻んだパセリをのせる。
松見早枝子(まつみ・さえこ)さん●粮理家。エイジングケアによく、体や環境への負担が少ない食事法を提案。雑穀エキスパートの資格も持つ。プライベート料理教室「Tronc(トロン)」主宰。
『クロワッサン』1029号より