美しい口もとのために。顔まわりの筋肉をどう鍛える? 歯科医に聞くQ&A。
美しさの鍵は清潔感、色味、筋肉にありました。いつもの歯磨きに加えて、より好印象な口もとを目指すべく、セルフケアと最新治療法を紹介。エクササイズで顔まわりの筋肉をバランスよく使う方法を、ホワイトニングを専門に行なっている歯科医の石井さとこさんに教わります。
撮影・青木和義 イラストレーション・星野ちいこ
Q.自分では笑っているつもりなのに、写真を見るとぎこちないです。
A.「顔の筋肉をうまく使えていないからです。鏡を見なくても左右の筋肉を均等に使えるようにしましょう」。「笑顔の口笛」は楽しい気分に。「ぴよぴよぷー」は顔のコリをほぐし、唇のハリもキープできる。
笑顔の口笛
ぴよぴよぷー
Q.よく真顔が怖いと言われます。 いつもにこやかな表情でいたいです。
A.「歯磨きのついでに歯ブラシをくわえて、口角が上がった状態を脳にインプットしましょう! 口角と頰まわりの筋肉を鍛えることができます。朝のメイク前にむくみ解消のエクササイズとしても効果的です。シワが入らないように、目はぱっちり開けて」
歯ブラシエクササイズ
Q.笑うと二重あごのたるみがさらに強調される気がします。
A.「下あごのたるみ解消には、首とあごの筋肉を鍛えることが必要。『下唇ふー』は首まわりに刺激を与え、日常生活ではあまり使わない筋肉を意識できます。猫背の人、前のめりになるクセがついている人におすすめです」。深呼吸をすることで、圧迫した首の筋肉が緩み、リラックス効果も得られる。
下唇ふー
石井さとこ(いしい・さとこ)さん●歯科医師、口もと美容スペシャリスト。「ホワイトホワイト」院長。2012年までミス・ユニバースの歯をプロデュース。最新刊は『美しい口もと』。
『クロワッサン』1016号より
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