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美しい口もとのために。顔まわりの筋肉をどう鍛える? 歯科医に聞くQ&A。

美しさの鍵は清潔感、色味、筋肉にありました。いつもの歯磨きに加えて、より好印象な口もとを目指すべく、セルフケアと最新治療法を紹介。エクササイズで顔まわりの筋肉をバランスよく使う方法を、ホワイトニングを専門に行なっている歯科医の石井さとこさんに教わります。

撮影・青木和義 イラストレーション・星野ちいこ

Q.自分では笑っているつもりなのに、写真を見るとぎこちないです。

A.「顔の筋肉をうまく使えていないからです。鏡を見なくても左右の筋肉を均等に使えるようにしましょう」。「笑顔の口笛」は楽しい気分に。「ぴよぴよぷー」は顔のコリをほぐし、唇のハリもキープできる。

笑顔の口笛

1.唇をすぼませて口笛を吹く。音は出なくてもいいので、「ピュ〜」と口笛を吹くときの唇のかたちで5秒。
1.唇をすぼませて口笛を吹く。音は出なくてもいいので、「ピュ〜」と口笛を吹くときの唇のかたちで5秒。
2.「ニィー」と口角を上げてさらに5秒。日本語ではあまり使わない口のかたちなので普段から意識したい。
2.「ニィー」と口角を上げてさらに5秒。日本語ではあまり使わない口のかたちなので普段から意識したい。
1.唇をすぼませて口笛を吹く。音は出なくてもいいので、「ピュ〜」と口笛を吹くときの唇のかたちで5秒。
2.「ニィー」と口角を上げてさらに5秒。日本語ではあまり使わない口のかたちなので普段から意識したい。

ぴよぴよぷー

1.頰肉を思い切り吸い込み、くちばしのように唇をすぼめる。そのまま小鳥がさえずるよう上下に動かす。
1.頰肉を思い切り吸い込み、くちばしのように唇をすぼめる。そのまま小鳥がさえずるよう上下に動かす。
2.深呼吸をし、唇をすぼませたまま、両頰を膨らます。唇のまわりのコリをほぐし、あご下をスッキリさせる。
2.深呼吸をし、唇をすぼませたまま、両頰を膨らます。唇のまわりのコリをほぐし、あご下をスッキリさせる。
1.頰肉を思い切り吸い込み、くちばしのように唇をすぼめる。そのまま小鳥がさえずるよう上下に動かす。
2.深呼吸をし、唇をすぼませたまま、両頰を膨らます。唇のまわりのコリをほぐし、あご下をスッキリさせる。

Q.よく真顔が怖いと言われます。 いつもにこやかな表情でいたいです。

A.「歯磨きのついでに歯ブラシをくわえて、口角が上がった状態を脳にインプットしましょう! 口角と頰まわりの筋肉を鍛えることができます。朝のメイク前にむくみ解消のエクササイズとしても効果的です。シワが入らないように、目はぱっちり開けて」

歯ブラシエクササイズ

犬歯で横にくわえることで、笑ったときの理想的な口角の位置に。慣れてきたら口角に力を入れてさらに引き上げよう。
犬歯で横にくわえることで、笑ったときの理想的な口角の位置に。慣れてきたら口角に力を入れてさらに引き上げよう。

Q.笑うと二重あごのたるみがさらに強調される気がします。

A.「下あごのたるみ解消には、首とあごの筋肉を鍛えることが必要。『下唇ふー』は首まわりに刺激を与え、日常生活ではあまり使わない筋肉を意識できます。猫背の人、前のめりになるクセがついている人におすすめです」。深呼吸をすることで、圧迫した首の筋肉が緩み、リラックス効果も得られる。

下唇ふー

1.顔は正面に向けて、胸に手を当てたら、背筋をピンと伸ばす。
1.顔は正面に向けて、胸に手を当てたら、背筋をピンと伸ばす。
2.ゆっくりと顔を上に向けて首を伸ばし、深呼吸をして下唇を上に向かって思い切り突き出す。5秒間「ふー」と息を吐いて。
2.ゆっくりと顔を上に向けて首を伸ばし、深呼吸をして下唇を上に向かって思い切り突き出す。5秒間「ふー」と息を吐いて。
1.顔は正面に向けて、胸に手を当てたら、背筋をピンと伸ばす。
2.ゆっくりと顔を上に向けて首を伸ばし、深呼吸をして下唇を上に向かって思い切り突き出す。5秒間「ふー」と息を吐いて。
美しい口もとのために。顔まわりの筋肉をどう鍛える? 歯科医に聞くQ&A。

石井さとこ(いしい・さとこ)さん●歯科医師、口もと美容スペシャリスト。「ホワイトホワイト」院長。2012年までミス・ユニバースの歯をプロデュース。最新刊は『美しい口もと』。

『クロワッサン』1016号より

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