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里芋の満月スープ【井澤由美子さんのレシピ】

暴飲暴食が続きがちな年末年始。家で食事がとれるとき、控えめを意識するのなら、発酵食材を活用し、一皿で満足できるスープはいかが。“体が喜ぶ食”を提唱する井澤由美子さんに教わります。
  • 撮影・福岡 拓 スタイリング・渡邊美穂 文・板倉みきこ 撮影協力・UTUWA(TEL.03-6447-0070)

ふわふわ団子でお腹も満足。白きくらげで美肌効果も。

はんぺん、里芋、カニ缶をビニール袋に入れて揉むと簡単にまとまる。
塩麹

腹持ちがよく、食物繊維豊富な里芋は芋類の中でカロリーが低いのもうれしい点。白きくらげは「食べるヒアルロン酸」とも呼ばれる美容にオススメの食材。このスープは見た目より簡単で、15分ほどで完成する。

【材料(2人分)】
塩麹大さじ1 里芋2個 はんぺん85g 茹でた白きくらげ1カップ(かぶるくらいの水から1時間半ほど茹でたもの。まとめて茹で、小分けにして冷凍しておくと便利) カニ缶(またはホタテ缶)60g(汁ごと) 白玉粉(なければ片栗粉)大さじ2 出汁3カップ 酒50ml 小ねぎ少々

【作り方】
1.
里芋の皮に十字の切り込みを入れ、ラップに包んで600Wの電子レンジで2分〜2分30秒加熱し、5分置いて皮をむく。
2.ビニール袋にはんぺん、1、カニ缶、塩麹、白玉粉を入れ、袋の上から揉む。
3.2を6等分して団子を作る。
4.小鍋に出汁を沸かし、酒、3を入れて2分ほど煮たら白きくらげを加えて温める。
5.味をみて醤油少々(分量外)で調え、器に盛って刻んだ小ねぎを散らす。

井澤由美子(いざわ・ゆみこ)さん●料理家。発酵食を軸に、薬膳の知識などを取り入れた“食薬ごはん”を提案。近著に『体がよろこぶお漬け物』(誠文堂新光社)が。

『クロワッサン』1012号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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