「皮膚の弾力を司るコラーゲンやエラスチンの生成力は18歳をピークに低下。25〜28歳くらいになるとそれが表面化し、目に見えてハリは衰えていきます」と、皮膚科医の髙瀬聡子さん。加齢とともに生成しづらくなる成分をコスメなどで補うことは可能だが、たるみの原因はそれだけではないと言う。
「下図のように皮膚の下には、皮下脂肪、筋肉があり、これらも加齢とともに衰えていきます。皮膚はスキンケアなどでお手入れ、筋肉はトレーニングで鍛えることが可能です。筋力がつけば、重力の影響を受けやすい脂肪を支え、垂れ下がるのを防いでくれます」
皮膚だけでなく、筋肉にもしっかりアプローチして肌の弾力を取り戻そう。