不快なかゆみとさよならするためには原因となっている習慣の見直しが必要。まずはお風呂の入り方を改善。
「入浴直後は肌に水分が残っているため潤っていると勘違いしがちですが、実は一日の中で肌が最も乾燥するのが入浴後。15分経つと、皮膚は入浴前より乾燥した状態になります。それを防ぐには、お湯の温度は少しぬるいかなと感じる38〜40度くらいを目安に。熱いお湯よりリラックス効果もあります。ただし長湯をすると角質層の保湿成分が必要以上に流れ出て乾燥状態に陥るので気をつけましょう」
加えて大事なのが、
「お風呂から上がったら、素早く水気を拭き取り、乾いた状態にする。脇の下や体側などは拭き忘れやすいので注意を。足の指の間もきちんと水気を取りましょう」
髪を洗ったときは、タオルドライして水分を拭き取り、すぐにドライヤーで乾かすように。頭皮を含め皮膚を健康に保つためには、濡れっぱなしの状態で過ごさないことが肝心だ。