島根への旅4 江戸時代の気分で、お堀をめぐる船遊び。 | 読む・聴く・観る・買う | クロワッサン オンライン
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島根への旅4
江戸時代の気分で、お堀をめぐる船遊び。

クロワッサン倶楽部がめぐる島根県の旅。最後はいよいよ国宝・松江城のお膝元へ。お堀での船遊びやビストロのランチを楽しみます。

堀川の遊覧船から眺める松江城。この眺めは遊覧船に乗った人だけの特権!

堀川の遊覧船から眺める松江城。この眺めは遊覧船に乗った人だけの特権!

堀川の遊覧船でゆったり。

クロワッサン倶楽部  最終日は松江市内に行って、堀川の遊覧船を楽しみましたね!

弓月ひろみさん(以下弓月) ゆったりとお堀を巡る、すばらしい時間でした。船のなかにコタツがあるんですよ(冬期のみ)! 夢見心地になりながら、幻想的な緑のお堀を眺めて。ぐるりと一周させてもらいましたが、16の橋の下を通るんですね。中にはとても低い場所があって、その度、船の屋根を下げるんです。それに合わせて私たちも頭を低くして……。なんだか遊園地みたいでした。船頭さんの歌も素敵でしたし、海外旅行の気分。交通手段としても考えられているそうで、1日1,230円で乗り放題。時間があれば何周でもしていたかったです!

お堀の周囲をぐるっと回る周遊だと所要時間約50分。

お堀の周囲をぐるっと回る周遊だと所要時間約50分。

船を操りながら案内したり歌を歌ってくれたり。サービス精神いっぱいの船頭さんのおしゃべりもまた楽しい。

船を操りながら案内したり歌を歌ってくれたり。サービス精神いっぱいの船頭さんのおしゃべりもまた楽しい。

城の周囲に張り巡らされたお堀をゆったりと進む遊覧船。

城の周囲に張り巡らされたお堀をゆったりと進む遊覧船。

低い橋の下を通り抜けるときはご覧の通り、屋根が降りてきて船底に身をかがめる。

低い橋の下を通り抜けるときはご覧の通り、屋根が降りてきて船底に身をかがめる。


まるで江戸時代のような景色。遠くに見えるのは武家屋敷跡。

まるで江戸時代のような景色。遠くに見えるのは武家屋敷。

クロワッサン倶楽部 お堀から、武家屋敷や松江城が見えて、江戸時代にもこうだったんだろうなあ、という街並みが見えて。ゆったりとした時間が過ごせましたね。あっという間に時間がたったのですが、なんと一周約50分乗っていたんだと聞いて驚きました。

名城・松江城で武士と出会う。

弓月 松江城の中では、侍にも会うことができました!塩見惣エ門さんとおっしゃる方でした。

クロワッサン倶楽部 なんと、ボランティア侍! 2011年に松江城が築城400年の年だったそうで、その時の1年間のボランティア体験から、その後も自主的に「ボランティア武士」を続けていらっしゃるとか。東映の指導も受けたという見事な殺陣で、私たちも時代劇に登場した気分になれましたね。お仲間もいらっしゃるそうで、運が良ければどなたでも松江城とその周辺で「武士」たちに出会うことができるそうです。

弓月 ちょっとした姫気分を味わいました。地元を愛してらっしゃる方が、ああやって、観光に来た人を心からおもてなしするというのは素敵ですね。

国宝・松江城天守。是までの城主には堀尾氏、京極氏、松平氏が。

国宝・松江城天守。これまでの城主には堀尾氏、京極氏、松平氏が。


門の向こうから突然現れた武士に一同、びっくり。いきなり斬られるかと思いました(笑)。

門の向こうから突然現れた武士に一同、びっくり。いきなり斬られるかと思いました(笑)。

弓で武士を射る弓月さん。弓を射る方法も、松見さんが指導してくださいました。

弓で武士を射る弓月さん。弓を射る方法も、塩見さんが指導してくださいました。

現代の名工による和菓子作り。

クロワッサン倶楽部 「現代の名工」とよばれる和菓子職人の伊丹二夫さんの和菓子づくりも見せていただきました。松江歴史館内にある「喫茶きはる」で、どなたでも見せていただけるんです。

弓月 私は自分で和菓子を作るのが趣味なので、手元に釘付けになってしまいました。アーティスティックといいますか、鮮やかでしたね。そして、立派な中庭を眺めながらいたたく和菓子は格別でした。

松江歴史館内にある「喫茶きはる」で、現代の名工とよばれる伊丹二夫さんの和菓子作りを間近に見ることができる。

松江歴史館内の「喫茶きはる」。現代の名工とよばれる伊丹二夫さんの和菓子作りを間近に見ることができる。

「春一番」と名付けられた上生菓子と抹茶のセット。

「春一番」と名付けられた上生菓子と抹茶のセット。

日本庭園を望む約30畳の「暮らしの大広間」。この広間は、喫茶に関係なく無料で利用可能。

日本庭園を望む約30畳の「暮らしの大広間」。この広間は、喫茶に関係なく無料で利用可能。

クロワッサン倶楽部 松江はお茶どころなので、会社の会議でもお抹茶を飲んだりするところもあるそうですよ。風流ですね。

弓月 街のいたるとろに風情を感じるのは、そうした文化の背景があるからなんでしょうね。

地元食材が美味しいビストロでランチ。

クロワッサン倶楽部 ランチはご夫婦2人でやっていらっしゃるフレンチのビストロ・クール(https://www.facebook.com/bistrocoeur/)へ。

弓月 あんなところに、素敵なビストロが隠れているなんて!ちょっと教えたくないぐらいのお気に入りになりました。

クロワッサン倶楽部 メインのお肉料理ももちろん味わい深かったのですが、驚いたのがあのお野菜! 力があって深い味を、シェフの腕で見事に引き出しておられて。

ランチコースから、この日の前菜。

ランチコースから、この日の前菜。

ランチコースから、この日のメイン。付け合わせの野菜は島根県安来市のもの。シェフが惚れ込んで仕入れているという。

ランチコースから、この日のメイン。付け合わせの野菜は島根県安来市のもの。シェフが惚れ込んで仕入れているという。

弓月 シェフは元々、大阪にいらしたそうですが、奥様のご実家でもある島根に惚れ込んでこのお店を出されたとか。特にお城の見える風景と、素晴らしい野菜に惚れ込んだと。「島根に住んでいる皆さんに、もっと島根の良さを知っていただきたい」とおっしゃっていました。

ビストロ・クールオーナーシェフの藤田禎大(ただひろ)さんとホールを担当する奥様。

ビストロ・クールオーナーシェフの藤田禎大(ただひろ)さんとホールを担当する奥様。

クロワッサン倶楽部 ここまで3日間でめぐってきたわけなんですが、島根は、男性もゆったりした空気感をまとっているかたが多くて、こちらまで気持ちがゆるむ場所だったなあ、という印象です。

弓月 こんなに心が解放的になった旅は初めてです。慎ましく穏やかで、でもしっかり土地に根をはっていて、街を愛している人達にたくさん出会うことができました。

クロワッサン倶楽部 島根のみなさんが、お別れの挨拶にに「良い旅をお続けください」とか「良いご縁が訪れますように」といった、祝福の祈りの言葉で見送ってくださるのがとても素敵だと思いました。なんと優しいお見送りの言葉なんだろう。こんな土地、他に経験したことがない!

弓月 「良い夕日が見られますように」というお見送りもしていただきましたね。相手の幸せを願う言葉をナチュラルに口にできるなんて、素敵ですよね。

クロワッサン倶楽部 懐深い神々、豊かな自然と緑、そしてシンが通っているけれどやさしい人々…。そんな要素がすべて、訪れた人を知らず知らずの間に癒やしてくれる、そんな土地だなと思いましたね。

弓月 神話の神々の時代の荘厳さから、江戸時代の懐かしく風流な美しさ、すばらしい温泉と、今を生きる人達の暖かさ。様々な角度で島根を知って、本当に島根が好きになりました。

クロワッサン倶楽部 今回は女性同士で行きましたが、ご夫婦や家族で行くのも本当におすすめですね。どんな人たちも受け入れてくれる懐の深さがあると思います。

弓月 一緒に訪れた人との「ご縁」もより深くなり、新しいご縁も結ぶことができる。何度でも訪れたいところだと感じました。

クロワッサン倶楽部 行くべき場所、見るべき場所、体験すること、感じることが実にたくさんあるし、行くたびに違う体験ができそうですね。

弓月 島根県の皆さん、クロワッサン倶楽部の皆さん、素晴らしい体験をありがとうございました!

クロワッサン倶楽部
 素晴らしいご縁の旅を一緒に体験していただき、こちらこそありがとうございました!

取材協力・(公社)島根県観光連盟
しまね観光ナビ
http://www.kankou-shimane.com/

島根への旅 1 世界遺産のレトロな町並みを散策。
https://croissant-online.jp/topics/43129/
島根への旅 2 神社めぐり〜神々の集う場所で、ご縁を結ぶ。
https://croissant-online.jp/topics/43224/
島根への旅 3 日本最古の美肌の湯・玉造温泉へ。
https://croissant-online.jp/topics/43260/

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