現在54歳、3歳の孫もいるという加藤ひとみさん。見た目年齢はマイナス10歳といっても過言ではない秘密は?
「過去、老け顔に悩み、自分自身で作りあげた『顔ダンス』のおかげです」と加藤さん。老け顔を自覚したのは
38歳の頃。13歳上の夫と買い物中、姉さん女房に間違われて愕然。直後に140万円ものフェイスリフト手術の予約を入れるほどのショックだった。
「でも入金直前、他力本願ではダメだと思い直しました。そして試行錯誤しながら表情筋を鍛え始めたのです。約2週間後で成果が出ました。隣の奥さんにいきなり『あれ、整形した?』と聞かれたのです。うれしかった!(笑)。表情筋のトレーニングってやっぱり効果があるのかもって」
その後、自分の顔を実験台に表情筋をさらに研究。解剖学も学んで知識を深めていった。そして46歳の時、「おきゃんママ」の名前で立ち上げたブログで顔ダンスを紹介したら大反響! 今では大阪と東京・青山でレッスンを行い、全国でセミナーを開講している。
「顔ダンスでは、口角を下げる動きはNGです。とにかく引き上げること」
どのくらい続けると、変化が?
「3カ月ぐらいが目安ですが、早ければ2週間ぐらいで変化がわかる人も。まず口角が上がりやすくなり、頰の位置が高くなるのが感じられるはず。そうなったら、笑顔にも自信がついて毎日続けるのが楽しくなります」
何歳になっても鍛えられるという顔の筋肉。この先一生、たるみ知らずに!