味の決め手はこれ! 料理の腕がワンランクアップする調味料。
使い勝手のよい八方だしなどの調味料、料理の幅が広がるラー油などの万能調味料、乾物など、料理上手なあの人たちに、おすすめ食材を聞いた。
撮影・黒川ひろみ 料理、スタイリング・渡邊美穂 文・長谷川未緒 撮影協力・UTUWA(TEL.03-6447-0070)
魚の煮付けや三杯酢に、と忙しい時の強い味方です。(ワタナベマキさん)
八方だし
素材の旨味を引き出す、本格割烹仕上げ。
本醸造醤油にかつお、昆布、あご(トビウオ)の煮だしを贅沢に合わせた風味豊かな八方だし。アミノ酸調味液などの旨味調味料や合成添加物不使用。「甘さがあるので、肉じゃがなどの煮物や、魚の煮付け、酢を加えて三杯酢などに」
塩分控えめ、風味も上品。和食に重宝しています。(松田美智子さん)
鮎魚醤
魚醤特有の臭みやクセが全くない!
原材料は鮎と塩のみ、いろいろな料理に使える万能エッセンス。素材の持ち味や旨味を引き立てるだけでなく、えぐみなどを取りたい時にもおすすめ。「お吸い物、そうめんつゆ、おひたし、炊き込みご飯によく使っています」
コクがありつつ、さっぱり。アレンジの範囲も広い食材!(美才治真澄さん)
中沢サワークリーム
爽やかな酸味で、料理にもお菓子にも。
フレッシュクリームに乳酸菌を加えて発酵。肉料理やグラタン、チーズケーキなどに。「何にでも実験的に使っています。マグロのポキ(写真参照)と、餃子のタレ(サワークリームをレンジで温めて塩少々)に使うのは定番になりました」
控えめながら香り高く、後を引く余韻も印象的。(真野知子さん)
トリュフオリーブオイル
トリュフが香る、オリーブオイル。
採取量の少ない白トリュフと、より濃厚なフレーバーが香る黒トリュフのオリーブオイル。「卵かけご飯や釜玉うどん、タマゴサンドなど、卵料理の仕上げに加えるとぐっと風味が増します。数滴たらすだけでリッチな味わいに」
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