【内臓疲労タイプ編】入浴と睡眠の黄金ルール
イラストレーション・minomi 文・原 千乃
<入浴編>
炭酸入浴剤で巡らせ、胃腸をサポート
胃腸の機能が落ちると、夕飯が就寝前に充分に消化されず、快眠の妨げに。そんなときには、〈温泡 デカまる〉や〈HOT TAB〉といった、炭酸入浴剤を活用。「皮膚から吸収された炭酸ガスが、毛細血管を広げ、血流がアップして、胃腸の働きをサポート。また高い温熱効果で体の芯まで温まって、胃腸を動かす副交感神経も優位になり、消化を促してくれます」(温泉療法専門医・早坂信哉さん)
入浴後の水分補給には、温かいドリンク
入浴中には知らず知らずのうちに、たくさんの水分が奪われ、それが就寝中の中途覚醒を呼ぶ喉の渇きの原因に。「だから入浴後には必ずコップ1杯程度の水分補給を習慣にしましょう。ただし、冷たい飲み物は胃腸を冷やして血流を低下させ、睡眠の質を下げるから、常温以上の温かな飲み物を選ぶこと。白湯やホットハーブティーなどで胃腸を優しく温め、内臓疲労を回復させて」(早坂さん)
お腹の「のの字」マッサージ
湯船に浸かり、血流がぐっと高まるタイミングで腸をマッサージするのも消化力アップの助けになる。「お腹の力を抜き、手のひらをおへそに当て、時計回りに“の”の字を描くように腸全体をくるくると10回ほどマッサージ。ゆっくり深呼吸しながら、さする程度の優しい力加減で圧を加えるのがコツ。便秘やガス溜まりでお腹が重いときの解消にも役立ちます」(早坂さん)
<睡眠編>
ウェアラブル端末で飲酒の適量を知る
一日の終わりのご褒美となる冷たいビールも、度を越すと快眠の妨げに。「喉や舌の筋肉を緩めるアルコールの弛緩作用で、舌が喉の奥へ落ち込んで気道を塞ぎ、睡眠の質が低下します。回避するには自分の“適量”を知ることが重要。腕時計などのウェアラブルデバイスで心拍数や睡眠データを確認し、自分のアルコール代謝リズムを把握して」(睡眠コーチ・角谷リョウさん)。〈Google Fitbit Air〉は画面のないスマートバンド。わずか12gでストレスフリーの着け心地。
空腹時は、消化のいいものを少しだけ。
就寝中は消化機能が低下するため、食べ物が胃に残っていると内臓が休まらず睡眠の質低下の原因に。「夕食は就寝2~3時間前には済ませるのが理想。夕方におにぎりなどで小腹を満たし、夕食はできるだけ軽く。会食や飲み会も“18時開始、20時お開き”あたりを目指すのが理想です。とはいえ、空腹感で眠れないというときは、具だくさんの野菜スープやバナナなど消化のいいものを少量だけ摂り、胃を労って」(角谷さん)
『クロワッサン』1173号より
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