幅広い役柄を演じて評判の俳優、西田尚美さんが薦める手みやげは、『アディクト オ シュクル』のクッキー缶だ。
「マカロンを友だちにいただいたことからこのお店を知りました。その友人からクッキーもおいしいと聞いて買ってみたのが『ボワット レ シャ』です」
『アディクト オ シュクル』は目黒区の住宅街にあるフランスの伝統菓子を手掛けるパティスリー。
店名はフランス語で「甘味中毒」を意味し、焼き立てのフィナンシェやヴィエノワズリー、オペラやサヴァランといったフランスでは定番のお菓子を作っている。
クッキーはネットショップでも予約できるが、発送は行っていないため、受け取りは店頭のみ。
「おやつや食後にクッキーをよく食べるので、いろいろなお店の缶入りクッキーを買っていますが、これはすごくおいしくて、あっという間になくなってしまい、その後、一回り大きい缶を購入しました。お店に行かないと受け取れないので、手みやげにするととても喜ばれます」
忙しい日々の中、こうしたお店の情報は、どうやって仕入れているのだろうか。
「缶クッキーが好きな人に『最近、どこのクッキーがおいしい?』と聞いたり、地方に行くと、その地域の人気のクッキーをいただくことも多いんです。デパ地下の催事で買えるという情報を聞いたら、行って列に並ぶこともあります」
クッキー缶はデザインがかわいいものが多い。捨てられないのでは?
「溜まっていく缶にはビタミン剤を入れています。この缶にはビタミンC、Bはこちらの缶といった具合。それを引き出しの中に敷き詰めているんです（笑）」
時にはハードな役も演じなくてはならない俳優というお仕事。甘いものは気分転換にも一役買ってくれるという。
「クッキーってちょっとつまむだけで幸せな気持ちになる。そこがいいですよね」
