【もやしナムル編】サラダの幅が広がる！野菜をおいしく長持ちさせるひと技保存。

野菜は長持ち、栄養素を無駄なく摂れてサラダの幅も広がるひと技保存。

日持ちしない印象が強いもやし。水に浸けて保存する方法もあるが栄養分が流れ出してしまうので、サッと湯通ししてから保存を。手で水気を絞ると潰れてしまい劣化するので、ザルで乾燥させて。

【材料（作りやすい分量）】
もやし 1袋（200g）
A［ごま油 小さじ2、白いりごま 小さじ2、醤油 小さじ1、顆粒鶏がらスープの素 小さじ1/2、塩 ひとつまみ、おろしにんにく 少々］

【作り方】
1.耐熱ボウルにもやしを入れ、ふんわりとラップをかける。600Wの電子レンジで3分加熱し、水気をよく切る。
2.しっかり混ぜ合わせたAを加えてよく混ぜる。

シャキシャキの食感で、栄養バランスも良好。

【材料（2人分）】
もやしナムル 半量
サラダチキン 1/2枚
万能ねぎ 2本
ラー油 適量

【作り方】
1.サラダチキンは手で細かくほぐし、万能ねぎは2cm長さに切る。
2.ボウルに1ともやしナムルを入れてよく混ぜる。
3.器に盛り、ラー油をかける。

野菜は買ったそばから劣化が始まる。新鮮なうちに食べるのが基本だけど、食べきれない時も多いもの。

「参考にしたのは、飲食店のサラダ用食材の保存法です。野菜は傷んだ箇所から周囲にも傷みが広がります。そこで水分や空気にできるだけ触れさせず、雑菌の繁殖をなるべく防げば、鮮度も美味しさもある程度キープできます」（料理研究家・島本美由紀さん）

今回は少し味付けした、作り置き惣菜に近い野菜の保存法も紹介。

「基本の葉野菜に加えれば、サラダのレシピの幅が広がる万能保存野菜です」

芯部分に爪楊枝3本をできるだけ深く垂直に刺す。水分が出やすい葉先部分をペーパーですっぽり包み、空気に触れないようポリ袋に入れ、芯を下にして野菜室で保存する。外葉から使えば保存期間は2週間。

ポリ袋に少量の水とサニーレタスを入れ、葉先をペーパーで包み、ペットボトルの空き容器などに入れて立てて保存。立てることで葉部分の劣化が防げる。水は3〜4日に1度交換して、外葉から使えば保存期間は2週間。

食べやすい長さに切って、3分ほど水にさらして吸水させる。ザルに上げて水気を切り（ペーパーで水気をふき取ってもよい）、ペーパーで包んで保存容器に入れる。保存期間は1週間。ペーパーが濡れてきたら交換。

カット野菜やカットサラダなどの野菜室保存はNG!　切り口が多いと雑菌が繁殖しやすい。冷蔵室の一番下の段で保存すると長持ちする。