作りおきにも。いろいろきのことオリーブのビネガー蒸し【ワタナベマキさんのフライパンで作る蒸し物レシピ】
焼く、炒めるといった使い方が多いフライパン。実はせいろいらず、失敗知らずで、手軽に蒸し料理ができてしまう優れものの一面が!
撮影・三東サイ
いろいろきのことオリーブのビネガー蒸し
何種類かのきのこを取り合わせると、深みのある味わいに。エリンギやマッシュルームでも。保存もできるので、たっぷり作っておけば数日間楽しめる。
【材料(2人分)】
しめじ 1袋(100g)
えのき茸 1袋(100g)
椎茸 4枚
グリーンオリーブ 12個
にんにく 1かけ(つぶす)
白ワイン 大さじ3
白ワインビネガー 大さじ1
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ1/2
粗挽き黒こしょう 少々
【作り方】
1.しめじは石突きを切って手でばらす。えのき茸は石突きを切り、3cm長さに切る。椎茸は石突きを落とし、薄切りにする。
2.フライパンに1、グリーンオリーブ、にんにく、白ワイン、白ワインビネガー、オリーブオイル、塩を入れてフタをし、中火にかける。煮たったら弱火にして2分蒸し、こしょうをふる。
フライパンで作る蒸しものはいいことづくめの調理法。
フタを開けるとほんのり立ち上る、湯気とおいしそうな香り。フライパンで作る蒸しもののよさは、その手軽さ。
「もう一品というとき、ぱっとできるのがありがたいところ。素材の水分を活かし、オイルや酒の旨みを足して仕上げるのがコツ。多少火を入れすぎても失敗がないのもうれしい。フッ素樹脂加工の大小サイズがあると便利です」
と、ワタナベマキさん。炒めものよりさっぱりと食べることができ、体にも優しい。フライパンひとつでできるので洗い物も少なく、コンロも汚れにくい、と、いいことずくめの調理法。
「残り野菜にオイル、塩をふり、ベーコン、アンチョビ、ツナなどの味だし食材と水分を加えればさっとできるので、私も普段からよく作っています」
『クロワッサン』1055号より