歯科医師・宝田恭子さんが健康のためにやっていること4つ。
文・石原輝美 イラストレーション・ハラアツシ 撮影・岩本慶三
ほかにもこんな健康法をやっています!
ドクター宝田健康法(1)電車の中でも膝やふくらはぎをほぐす。
両手を使って膝からふくらはぎを、弾くようにもんでほぐすマッサージは、脚の疲れをとり、こむら返りの予防にもなります。
「電車の中で座れたときとか、昼休みとか、ちょっとしたときに気づいたらやっておくと違います。お風呂でやるのも効果バツグン」
スキマ時間も無駄にしないでセルフケア、が宝田流です。
ドクター宝田健康法(2)コスモエクサ60で胸鎖乳突筋を鍛える。
宝田さんが開発した「コスモエクサ60」が話題です。
耳の下から鎖骨にかけて伸びる胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)に着目し、ここをほぐして美しい姿勢を保ち、肩こりの解消に。大小2つのボールが胸鎖乳突筋の始点と終点に当たり、ハンドルを押し下げるだけで刺激を送って鍛えられます。(問 ピッコルーナ TEL.03-6273-1200※平日のみ)
(左)首を回しながら行うのも効果的。(右)「胸鎖乳突筋は 美しい姿勢の ポイントです!」
ドクター宝田健康法(3)きれいと健康の通信簿で自分なりの体調管理。
「新しい運動を◯日続けたら、体が動かしやすくなった」「動悸(どうき)がしたけれど、深呼吸を20回したらおさまった」など、日々の健康状態や、運動を続ける中で自覚したことを記録する〝通信簿〟をつけることも大切だと言います。
「記録することでいつ頃体調を崩しやすいかを把握できるし、継続のためのモチベーションにつながったり、不調のときの対処法としても役立つのでおすすめです」
ドクター宝田健康法(4)R-健康応援ダンスで リズミカルに筋肉づくり。
アスリート&ダンサーの方が考案し、宝田さんが医師としての視点でアドバイスを加えたのが、R-健康応援ダンスです。ダンス風の動きを取り入れた約2分の体操は、誰でも簡単に覚えられ、おしゃれな気分で楽しめます。(こちらから動画が見られます)
『Dr.クロワッサン あなたも、すぐできる! 名医の健康法』(2019年9月28日発行)より。