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専門ライターが選ぶ、東京の新刊書店4軒。

ライターの屋敷直子さんが本への誘いが心地いい本屋を厳選。町に根付いた店から、書店界に現れたニューウェーブまで４軒を紹介します。
  • 文・屋敷直子

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伊野尾書店　東京都新宿区上落合2・20・6　TEL 03・3361・6262　10時～21時、 祝日11時～20時、日曜休。地下鉄 大江戸線中井駅A2出口徒歩1分。
表紙やタイトルがわからないぶん、 想像力をかき立てられる
「人間って何?」という根源的な問いを突きつけられると、注目せざるを得ない。
サンブックス浜田山　東京都杉並区浜田山3・30・5　TEL 03・3329・6156　10時～22時、 日・祝日11時～21時、無休。京王井の頭線浜田山駅徒歩1分。
『キケン』（有川浩 ／新潮文庫）のポップ。熱い推しが 小さな紙から伝わってくる。
漫画雑誌&ビスケット&玩具と、ちびっこたちへ向けた誘引材料が店頭を飾る。思わず大人も引き込まれる。
双子のライオン堂　東京都港区赤坂6・5・21 シャトー 赤坂101　TEL 050・5276・8698　15時～21時、月・火曜休、日曜不定休。地下鉄千代田線赤坂駅5b出口徒歩5分。青緑色の扉が目印。
新書の入門書を集めた棚。マンガ、 波乗り、建築、経済、フロイトと、 あらゆる分野の足掛かりとなる本が ずらり。今日から何かを学び始めようという気持ちがわいてくる。
入り口は本の扉を模してい て、色は作家カフカの家に倣ったもの。開くのに少し勇気がいるが、その奥には無限の世界が広がっている。
神楽坂モノガタリ　東京都新宿区神楽坂6・43 2F　TEL 03・3266・0517　12時～21時、 土・日・祝日11時～20時、月曜休。地 下鉄東西線神楽坂駅1番出口徒歩1分。
アーチ型の仕切りの奥にも小部屋 がある。秘密の書棚のようで、胸が高鳴る場所。棚に並ぶ本も少し異質。
入り口すぐの棚は、店の顔。新刊だけでなく、既刊を掘り起こして光を当てている。横に並ぶ本によって本の内容や持ち味が、どんどん広がっていくのがわかる。
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#サンブックス浜田山 #伊野尾書店 #双子のライオン堂 #屋敷直子 #書店 #本 #本屋 #神楽坂モノガタリ

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ（税抜き）の価格となります。

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