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専門ライターが選ぶ、東京の新刊書店4軒。

ライターの屋敷直子さんが本への誘いが心地いい本屋を厳選。町に根付いた店から、書店界に現れたニューウェーブまで4軒を紹介します。
  • 文・屋敷直子

本屋さんの数だけ、本との出合いがある。

伊野尾書店 東京都新宿区上落合2・20・6 TEL 03・3361・6262 10時~21時、 祝日11時~20時、日曜休。地下鉄 大江戸線中井駅A2出口徒歩1分。

伊野尾書店(新宿区上落合)

『伊野尾書店』は、喫茶店や居酒屋が連なる商店街の一角にあり、地元の人が入れ代わり立ち代わり訪れる。入口近くに雑誌や新刊、そして既刊や文庫が続き奥に漫画といった配置だ。なかでもノンフィクションの品揃えが厚く、社会事象を解説するものから人生論まで幅広い。「どの本が誰の心に響くかはわかりません。こんな本があると見せることはできるけれど、全員に響くとは限らない。そんななかで“人生って何?”という問いは誰でも一度は向き合うものだと思うので、人生を語る本は置いておきたいと思っています」と店主の伊野尾宏之さんは話す。「ちょっと変わった旅に出たくなる本」「後味最悪な本」といった、ひとひねりあるフェアや、表紙やタイトルを隠して「どうしても読んでもらいたい本」とだけ書いたカバーをかけた本を並べたりと、店内各所のしかけも見逃せない。

表紙やタイトルがわからないぶん、 想像力をかき立てられる
「人間って何?」という根源的な問いを突きつけられると、注目せざるを得ない。
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