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49歳で子宮全摘を決断──HRT選択の理由は毎日の快適さを守るため【更年期の不調をこうしてのりこえました】

「これはもう更年期障害だ」と確信したタイミングで、HRT(ホルモン補充療法)を選択した看護師で、更年期コーディネーションルーム「Meno Smile(メノ・スマイル)」主宰の江藤亜矢子さんに、更年期症状との向き合い方を聞きました。

撮影・森山祐子 構成&文・越川典子

子宮全摘したのちに、エストロゲンだけ補充。毎日、快適です

49歳で子宮全摘を決断──HRT選択の理由は毎日の快適さを守るため【更年期の不調をこうしてのりこえました】

江藤亜矢子(えとう・あやこ)さん
看護師、公認心理師
56歳。更年期コーディネーションルーム「Meno Smile(メノ・スマイル)」主宰。カウンセリングで更年期世代の女性を支援している。

「更年期症状は、メンタルに出ましたね」と話す江藤亜矢子さん。

「夫は単身赴任。2人の子育て、仕事、大学院に通っていたこともあって、責任が重かったんでしょう。もともと緊張する質で、20代から当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を、40代後半からは加味逍遙散(かみしょうようさん)と半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)を飲んでいました。51歳頃でしたか、講演など人前で話をするときに心臓がバクバクしてしまって、漢方でもコントロールがきかなくなってきたんです」

同時にホットフラッシュも。とくに夜のほてりが強く、何度も起きてしまうほどだった。何となく感じていた手指のこわばりも痛みに変わってきて、これはもう更年期障害だ、と確信した。

「実は、49歳で子宮全摘手術をしています。子宮筋腫のため出血でつらい時期を経験していたからです。かかりつけの婦人科で、このまま閉経を待つか、摘出するか相談は重ねていて、卵巣機能が落ちた段階でHRTを選ぶ、と当時から決めていたんです」

選択の基準は、今とこれからの自分を守ってくれるかどうか

HRTを前提に手術を?

「はい。子宮がなければ、エストロゲンのみの補充ですむからです。私は肌に貼るタイプのHRT、エストラーナテープのみ。黄体ホルモンが不要なので、よけいな気分の揺れがない。今までがウソのように毎日が快適です」

選択は間違いではなかった。

「ロボット支援手術のダヴィンチは私の場合、出血量も25mlと少なく、回復が早かった。子宮筋腫で手術を悩む人は少なくないのですが、こうした選択肢もあることは知ってほしいですね」

漢方薬は今も継続。心身を整えるため必ずピラティスに通う。

「大事な、自分を守る術です」

エストラーナテープ。貼るタイプのエストロゲン製剤だ
エストラーナテープ。貼るタイプのエストロゲン製剤だ
ストレスで硬くなった体を、定期的なピラティスでほぐす
ストレスで硬くなった体を、定期的なピラティスでほぐす
エストラーナテープ。貼るタイプのエストロゲン製剤だ
ストレスで硬くなった体を、定期的なピラティスでほぐす
※紹介している製品はすべて私物です。

『クロワッサン』1175号より

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