くらし

タレント、カレー研究家のスパイシー丸山さんが手みやげに推薦!東京秋葉原『竹隆庵岡埜』の東京カリーどら焼。

  • 撮影・黒川ひろみ 文・黒田 創

インパクトだけじゃない、東京名物カレースイーツ。

ナレーター、MCとして活動する傍ら、カレーやインド料理への造詣が深くカレー研究家としてもバラエティ番組などで活躍するスパイシー丸山さん。その一押しの手みやげは東京の老舗和菓子店、竹隆庵岡埜が販売している東京カリーどら焼きである。

「このどら焼きは5年ほど前に初めて食べたのですが、まずネーミングの時点でお渡しする相手に“えっ、どら焼きにカレーですか?”ってインパクトを与えますよね。特に自分のような活動をしていると、最初に興味を持ってもらうとその後の話をスムーズに展開できますし、伝えたいことをしっかり伝えられる。手みやげとしては完璧です」

味だってそのネーミングに負けていない。そのまま食べても充分おいしいが、変わり種のお菓子という印象にとどまる。もちろんそれでよいのだが、もっと自分なりの可能性を追求できないか? 食べるほどにその魅力の虜になっていった丸山さんは、ある日、レンジで20秒ほど温めてみた。結果は予想以上。カレーの風味が立ち、よりエスニックでスパイシーな味わいに。

「これはカレーパンの法則と言って、加熱する、しないで風味がまったく変わってくるんです。皮はもちろん甘いのですが、カレーに甘口があるんですから親和性は高い。あとは福神漬けが入っているのもポイント。その食感もしっかり感じられますし、色合い的にも少し赤が入ることで映えるんですよね」

活動柄、各地のカレーにちなんだスイーツを口にする機会が多い丸山さんだが、数ある中でもこのどら焼きは長きにわたり高い人気を誇る一品なのだそう。

「一発屋的なものが多いカレースイーツの中で、それだけクセになる人が多いのだと思います。実はカレーとどら焼きって、相性が良かったんだなと」

スパイシー丸山さん
すぱいしー・まるやま タレント、カレー研究家
1974年、北海道生まれ。’98年に本名の丸山周名義でラジオDJデビュー。2008年からはカレー研究家・スパイシー丸山としても活動開始。著書に『初めての東京スパイスカレーガイド』(さくら舎)がある。

ちくりゅうあんおかの●〈秋葉原店〉東京都千代田区神田和泉町1-2-5 電話番号03-3862-4617 営業時間9時30分~18時30分(土曜日は18時、祝日は17時まで)、日曜休。東京カリーどら焼は1個200円。秋葉原店のほか、日暮里店、新御徒町店、神田店で販売中。
http://www.chikuryuan-okano.com

『クロワッサン』991号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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