自覚があるようですが、典型的な「自分がやられたことをやってしまう」構図です。まず自分がされて嫌だったことを思い出してください。
よくあることですが、恋人としてお付き合いしているときの人柄を見て、一緒になろうと決めるのに、結婚した途端その前提が覆される。
いわばあなたは"契約違反"をしている状態です。
人間関係のリミッターが解除されるとロクな事は無い。
そりゃあ、上手く行かなくなるというもの。
極端な話、
「こうしたほうがいい、ああしたほうがいい」
とチクチク言うあなただと旦那さんが知っていたら、結婚とはならなかったかもしれません。
当たり前のことを言いますが、親しき仲にも礼儀あり。
夫婦は一体、一蓮托生、ズブズブの関係だというのは間違いです。
ようこさんは「アシスタントをつけてフリーランスで働いていた」とわざわざ書いているところを見ると、結婚前のライフスタイルや仕事にプライドや未練があるのかもしれない。
自分の方が旦那さんよりキャリアが上で、仕事もできると思っている。
「この"出来る私"が専業主婦をやっているのに……」
と、上から目線になってしまうのかもしれない。
もしかして、やはり外で働いていたいんじゃないでしょうか。
であれば、働いた方がいいと思います。
旦那さんに対してマウントを取ったところで、あなたの気持ちは全く晴れないでしょう。
偉そうに言ってみましたが、我が家も夫婦喧嘩は勿論あります。
でも、やっぱり不毛だなと思うのです。
喧嘩になると、妻は貝のように口を閉ざす。
それも、手練れの傭兵顔負け。
もし、彼女が兵士やスパイだとして、捕虜となり拷問を受けたとしても、一切何も吐かないだろうな、というほど何日でも頑張る。
そんな紛争状態をキープするのは、こちらのストレスが大きすぎるので、僕は自分が悪くないと思っていても、すぐ謝りことを納めるようにしています。
家の外であれば戦わなければいけないこともあると思いますが、家庭での喧嘩は逃げ場がない。
負けて良いのです。