【貴重品や宝物の見直し編】こんどこそ捨てられるように! いる・いらないの即決術。
大切なものをきちんと整理したい。シンプルライフアドバイザーの金子由紀子さんが、イラストレーターの田中ひろみさんの悩みを解決します。
撮影・岡本 潔 文・大澤千穂
大切なものを精査して収める
⇒「着る服、着ない服の分け方編」からの続きです。
宝物の着物はたまる一方。見直すことで活用できる。
洋服のように手に入りやすいものは処分も比較的スムーズだが、そうはいかないのが貴重品や趣味のもの。田中さんの場合、それは和服だ。
「講演会やメディアの取材の時などはほぼ和服。買うばかりで処分はできないですね。実はもっと買いたいけど、収納がもう限界。自分でもなんとかしなくてはと思っていたんです」
最近はネット通販でも数千円から和服が買える時代。珍しい柄に目がない田中さん、ネット上で面白い柄を発見すると衝動買いせずにはいられない。
「手持ちの着物をくださる方も。でも、それが自分の好みと合うとは限らず……。本当にたまる一方なんです」
貴重品や宝物こそ定期的に量を見直すことで、 安全に、きれいなまま長く保存できる。
(1)一つ一つ広げて確認し、「実は惜しくないもの」を探す。
(2)全体の量を少し減らして収める。和装小物も種類ごとに分類。
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