森祐子さんが暮らすのは都内にある約80平米の2階建て。住んで5年になる家の中央には階段があり、その階段が吹き抜けの空間に仕切りと奥行きを演出する。めったに物を捨てないという森さん。2階のダイニングのテーブルや棚、リビングのソファなど、ほとんどの家具は以前住んでいた家で使用していたものを使っている。
「テーブルやソファは17年になります。物を買う時は慎重に。間に合わせでは買わず、自分が心から好きだと思えるものを買います」
森さんにとって収納とは、飾ることとしまうことのバランス。
「好きなものは飾りながらどんどん使います。いろいろなところに大まかな用途だけ決めた一時置き場を作っています。一時的な置き場を増やしていったら、あれこれ探す手間が減ってだいぶ楽になりました」