実際に工場を訪れると、天然素材を使い、すべて人の手で作られている工程に感激。古庄さんの藍染、絶対買う! と決意を新たに。
しかし、工場は体験と見学だけで直販はしていないので、古庄さんの製品を求めて徳島市内のとあるライフスタイルショップへ。そこで工場に行ったことを話すと、店主の方が「県外の方がそこまで調べるのはすごい。僕も誰かに聞かれたら古庄さんの藍染を一番におすすめしますよ」と褒めてくれました♡
「古庄さんのものなら少しは”阿波おどり会館”や空港のショップにあるかもしれません」と教えてもらい、無事ゲットしたのがこちらの「花瓶敷」。
もともと生薬として解毒や解熱にも使われていたという藍は、抗炎症作用や抗菌作用もあるのだそう。実は清潔なインテリアグッズになりえるのですね。
いま最高に盛り上がっているワールドカップのサッカー日本代表のユニフォームが「ジャパンブルー」と呼ばれるのも、「藍色」を表現しているのだとか。
ちなみに徳島県の観光情報サイトによると、日本の藍の色を「ジャパンブルー」と最初に呼んだのは、明治初期に来日し東京開成学校や東京大学理学部で教鞭をとったイギリスの化学者アトキンソン。おそらく、西洋人が見たことのない神秘的な青だったのでしょう。
深みと鮮やかさを備える、美しい日本の青。夏をいっそう涼しく感じさせてくれるアイテムに大満足です。(のぐぽん)