「今回紹介したのは難しい手順のない、気取らないものばかり。いつもなら別々に盛り付けていたおかずを食パンにのせちゃいました、みたいな感覚で楽しんでもらえれば(笑)。のせる具材にしても、間違った組み合わせってあまりないような気がします。食パンにのせればなんでもおいしいですから」とは料理研究家の冷水希三子さんだ。
食パンの種類はお好みでOK。焼くか焼かないかの選択も気分でいいとか。
「ただ、焼くとサクッとして香ばしく、軽い食感になり、焼かないとしっとりとして、小麦粉の甘味を感じやすい。そのくらいは覚えておくと、より好みの味わいが追求できるかも」
そう話す冷水さんが教えてくれたのは、朝食の定番「卵」を多様にアレンジした6品。いずれも調理はシンプル。そのほとんどが朝起きてからすぐに作れるものばかり。毎日の食パン生活が、おいしく楽しくなることうけあいだ。