「主人も私も食べることが大好き。休日は一緒に料理することも多いんです」
そう語る、増田惠子さん。今回挙げてくれた『仙太郎』のぼた餅が身近な存在になったのも、おいしいものに目がない夫の行動がきっかけだった。
「以前に、知人からいただいたことはあって、存在は知っていましたが、それほど頻繁に口にすることはありませんでした。ある日、主人が時々立ち寄るデパ地下で売っているのを発見して、買ってきてくれて。それ以来、2人でよく食べるようになったんです」
京都の老舗が作る、八分づきのもち米を使ったぼた餅。刻んだ青じそが入っていて、爽やかな風味だ。
「塩気が効いていて甘過ぎないので、大きなサイズなのに、ぺろっと食べられてしまうんです。もち米の粒がしっかり残っている食感も好きですね」
もちろん、手みやげとしても大活躍。衣装の打ち合わせや、行きつけのヘアサロンなどに持っていっては「おいしい!」と喜ばれている。
通年売られている定番は、粒あんときなこの2種類。増田さんは断然、粒あん派だ。昔からあんこが好きで、時々自分で小豆を煮ることもあるのだという。
「静岡県出身のこともあって、日本茶も大好きなんです。このぼた餅は、日本茶ともよく合います。家ではたいてい、まず2個食べて、その後しばらくしてから、もう1個食べます(笑)」
スレンダーな体形からは想像もできないが、実はかなりの大食漢。たくさん食べても太らない体質で、油断すると痩せ過ぎてしまうのが悩みだ。
「痩せてきてしまったなと思ったら、このぼた餅の出番です。特に、コンサート期間中は、必ず一度は食べます。私にとっては、エネルギーをチャージする、大事な命綱なんです」