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【手みやげをひとつ】喫茶tayu–tau「焼き菓子」──陶芸家・小菅幸子さん推薦

小さなカフェで真面目に作られたフランスの地方菓子。

撮影・メグミ 文・梅原加奈

写真左から、ウィークエンド367円、マーブルパウンド367円、ガトーブルトン259円、フルーツケーキ388円
写真左から、ウィークエンド367円、マーブルパウンド367円、ガトーブルトン259円、フルーツケーキ388円

三重県津市にアトリエを構える陶芸家の小菅幸子さん。小さな陶器のブローチや絵付けも美しい器などが人気の作家だ。作品展などで日本各地を訪れることも多く、そんなときには土地のおいしいものを手みやげにするという。

「私が選ぶのは、地元にある『喫茶tayu–tau』の焼き菓子。飯島さんご夫婦がお店を営んでいて、夫の慎さんが料理担当、妻の寿代さんがデザートやお菓子を作られています。寿代さんは、実は20代のころ一緒にレコードショップで働いていたかつてのバイト仲間なんです」

JR紀勢本線の一身田駅すぐ近くにある『喫茶tayu–tau』。クラシックで落ち着いた雰囲気とハンバーグやオムライスなど洋食がおいしいと人気の店だ。寿代さんが作る焼き菓子は、フランスの伝統的なスタイル。ガトーブルトンや季節ごとにさまざまなパウンドケーキなどが揃う。

「どの焼き菓子も飽きのこない素朴な味です。寿代さんが真面目にお菓子作りに向き合っていることを知っているから、みんなに食べてもっと知ってほしいと手みやげで紹介をして歩いています。おすすめは看板のガトーブルトン。蕎麦粉と有塩バターを使っていて、表面にはゲランドのあら塩が。蕎麦粉の風味とほどよく効いた塩味がマッチします。これからの季節だと津市産の栗を使った栗のパウンドケーキも絶品ですよ」

また、お菓子を詰める箱は小菅さんが描いたオリジナルなのだという。

「手作業で丁寧に作られた石川県・尾崎紙器さんの箱に描いたのは『喫茶tayu–tau』の名物料理やパフェなどデザート。手みやげで受け取ったとき、箱の絵をみて“これも食べてみたい”と思ってもらえたら、と。手みやげの味をきっかけにお店にも、三重という土地にも興味を持ってもらえたらうれしいです」

【手みやげをひとつ】喫茶tayu–tau「焼き菓子」──陶芸家・小菅幸子さん推薦

喫茶tayu–tau(きっさタユタウ)

三重県津市大里窪田町863-3
TEL:059-253-7817
営業時間:食事11時〜15時30分、喫茶15時〜16時(土曜・祝日〜17時)※共に予約優先の入れ替え制
定休日:日・月曜
詰め合わせはオンラインでも販売。
https://tayutau.base.shop

  • 小菅幸子

    小菅幸子 さん

    陶芸家

    2011年、愛知県瀬戸市にて本格的に制作を開始。現在は三重県津市に窯を構える。愛猫レモンと暮らす。著書に『陶器の小さなブローチ』(風土社)。12月に愛知県「K&A SO-CO」にて個展を開催予定。

『クロワッサン』1176号より

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