【ババロア】松田美智子さんに教わる、旬の完熟梅を使ったレシピ
撮影・鍋島徳恭 文・松本あかね
【材料(作りやすい分量)】
A[ブランデーの梅酒…1/4カップ ブランデーの梅酒の梅…1個(果肉をたたく。種も使用)]
牛乳…300ml
B[グラニュー糖…90g 卵黄…3個分]
板ゼラチン…9g(水で戻し絞る)
生クリーム…120ml
梅ジャム、セルフィーユ…各適宜
【作り方】
1. 小鍋にAを合わせ、弱火で煮立ててアルコールを飛ばす。
2. 鍋を混ぜながら牛乳を数回に分けて加える。軽く沸騰させたら火を切り、絞った板ゼラチンを加えて溶かす。
3. ボウルにBを入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜ、種を除いた(2)を少しずつ加える。軽く泡立てた生クリームを加えて混ぜ、水で濡らした容器に流し込む。
4. 冷蔵庫で30分冷やしたらよく混ぜ、再び2時間ぐらい冷やし固める。好みで梅ジャムとセルフィーユをあしらう。
材料に記載の太字の梅は以下の作り方を参考に▼
完熟梅の下処理
ブランデーの梅酒
じっくり寝かせるほど香り豊かに。食前・食後酒のほか、ビーフシチューの仕上げやデザートにも活用できる。
【材料】
完熟梅…1kg
ざらめ…500g
ブランデー…1L
【作り方】
梅ジュースと同様に完熟梅とざらめを重ね、ブランデーを注ぐ。半年後ぐらいから飲み始められる。
梅ジャム(煮る)
杏ジャムよりも酸味のある梅ジャム。ヨーグルト、またチーズや生ハムとワインのお供に。
【材料】
完熟梅…1kg
グラニュー糖…約300g
【作り方】
1. 木べらなどで梅の果肉を崩し、種をこそぐ。
2. 沸騰した湯で果肉を20分茹で、水気を切り、粗めの漉し器でこす。
3. 土鍋またはホーロー鍋に果肉と種、砂糖の半量を合わせ、水分が出るまで15〜30分おく。弱火にかけて混ぜながら、とろりとするまで煮詰めていく。途中、味をみながら残りの砂糖を足す。好みでさらに足してもよい。
4. 室温になるまで冷まし、種を取り除く。冷蔵保存。冷凍も可。
『クロワッサン』1141号より
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