くらし

滋味深いおいしさ、肉詰め油揚げと野菜の煮もの【大庭英子さんのレシピ】

切らずに使えるから洗い物が少なくて済み、お財布に優しいひき肉。
さらにポリ袋やフライパンをボウルかわりにして後片付けのストレスを大幅に減らした技ありメインディッシュを、料理研究家の大庭英子さんに教わります。
  • 撮影・青木和義 文・singt

肉詰め油揚げと野菜の煮もの

【技あり!】袋状にした油揚げにポリ袋からたねを直接絞り出し、押さえて平らにすれば準備完了。油揚げに詰めているので、煮崩れの心配なし。

油揚げに、やさしい味わいの鶏ひき肉だねを詰め、だしで煮たほっとする味わい。ひき肉と油揚げから出るうまみがしみた野菜も、滋味深く、たまらないおいしさ。

【材料(2人分)】
たね[鶏ひき肉 200g、しょうがの絞り汁・醤油 各小さじ1、片栗粉 大さじ1/2、酒 大さじ1、水 大さじ2]
油揚げ 2枚
だし汁 2カップ
A[みりん 大さじ2、醤油 大さじ1、塩 小さじ1/4]
小松菜 1わ(150g)
にんじん 1本

【作り方】
1.油揚げは短い1辺を5mm切り落として袋状にする。切り落としたものはみじん切りにする。
2.たねの材料と油揚げのみじん切りをポリ袋に入れ、全体が均一になるまで袋の上からもみ、混ぜる。袋の角を切り、1/2量ずつ油揚げに詰め、手でなじませて平らにする。
3.にんじんはピーラーで帯状に薄く削る。小松菜は長さ3〜4cmに切る。
4.直径約24cmのフライパンにだし汁を入れて強めの中火で煮立て、Aで調味し、2を加える。再び煮立ったらふたをし、弱火で7〜8分煮る。3を加えて3分ほど煮る。
5.油揚げを幅2〜3cmに切って器に盛り、野菜を添えて煮汁を注ぐ。

大庭英子

大庭英子 さん (おおば・えいこ)

料理研究家

身近な材料と基本調味料で作れる、失敗のないレシピを提案。シンプルかつ作り手に寄り添った料理に、熱烈なファンが多い。

『クロワッサン』1105号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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