くらし

マヨネーズで新鮮! トルコ風ハンバーグ【瀬尾幸子さんのレシピ】

どこかホッとする味わいの定番調味料の、飽きのこない楽しみ方を料理家の瀬尾幸子さんに教わります。
自分流のアレンジにもぜひ挑戦して。
  • 撮影・小川朋央 スタイリング・矢口紀子 文・新田草子

トルコ風ハンバーグ

マヨで和らぐマスタードの辛みが、肉にぴったり。

王道のケチャップの代わりにマヨネーズとマスタードでいただく一品は、中近東のスパイシーなハンバーグ、キョフテにヒントを得たもの。「さっぱり味にしたい時は、ヨーグルトを加えてもOKです」(瀬尾さん)

【材料(2人分)】
ハンバーグ[合いびき肉 250g、卵1個、玉ねぎ(みじん切り)1/4個、乾燥パン粉 1/2カップ、牛乳または水 100ml、塩・こしょう 各少々]
トマト 1個
ピーマン 4個
ソース[マヨネーズ 大さじ2、マスタード 大さじ1と1/2]
塩・こしょう・サラダ油 各少々

【作り方】
1.ハンバーグの材料をすべてボウルに入れ、よく練る。6等分し、小判形にまとめる。
2.オーブントースターの焼き皿に、ピーマンと、へたを取って横半分に切ったトマトを並べ、15分焼く。焼き上がったら塩、こしょうをふる。
3.フライパンを中火で熱し、サラダ油をひいて1を並べ入れる。焼き色がついたら裏返して蓋をし、弱火にする。中央がふっくらとするまで2分半〜3分焼く。
4.皿にハンバーグを盛り、ソースの材料を混ぜ合わせてかける。2の焼き野菜を添える。

どの家の冷蔵庫にも必ずある、マヨネーズにケチャップ、ソース。すぐに味が決まって便利な一方で、いつも同じ使い方になってしまう……という声も。

「意外な調味料を加える、あるいは互いに混ぜ合わせると、新鮮な味わいが楽しめます」

とは、料理家の瀬尾幸子さん。

「マヨネーズは味のまとめ役になり、油分の少ない和食に少しコクを加えたい時にも便利です。ケチャップは、独特の甘さをしょうゆや辛みのある調味料で引き締めて使うと大人風に。凝縮された野菜のうまみがたっぷりのソースも、酸味を加えて“味変”したり、隠し味にもおすすめです」

瀬尾幸子

瀬尾幸子 さん (せお・ゆきこ)

料理家

身近な食材で作る、日々に寄り添うレシピをTVや雑誌、書籍で発信。『ラクうまごはんのコツ』(新星出版社)ほか、ベストセラー多数。

『クロワッサン』1102号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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