フローリングに物を落として、傷をつけてしまったのですが。
目にするたびに、きれいにしなくちゃ、直さなくちゃ、と思っている家の中の小さなイライラ。
ラクに解消する方法をDIYアドバイザーの山口利江さんに聞いた。
ラクに解消する方法をDIYアドバイザーの山口利江さんに聞いた。
文・長谷川未緒 イラストレーション・マエダユウキ
フローリングについた引っかき傷や浅い凹みは、市販の補修キットで目立たなくさせることができます。床の色に合う材料を凹みに流し込み、平らにすればできあがりです。
なお、フローリングのような木目調のクッションフロアというビニール系の床材があります。傷がつきやすい場所には、前もって敷いてしまうのも手です。
便利な道具を活用すれば、たいてい自分で補修できます。
経年や不注意によってできた家の傷や不具合は、放置すると劣化が進むため、被害が小さいうちに補修したい。プロに頼むと費用がかさむが、DIYアドバイザーの山口利江さんによると、ホームセンターには、さまざまな製品が販売されており、それらを使えば、ビギナーでも簡単に直せるそう。
「自分の家に使えるものかどうか、製品を買う前に裏側の表示などをよく見て、確認しましょう。自分で直す場合は、完璧な仕上がりを求めすぎずに、プロセスを楽しむことも大切だと思います。ここでは、よく相談を受ける家の補修ポイントと、便利な道具を紹介しますので、ぜひ試してみてください」
『クロワッサン』1090号より
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