くらし

東京都の深川飯【松田美智子さんの郷土料理レシピ】

日本人の創意工夫が詰め込まれた郷土料理。
その食材や調理法に注目した松田美智子さんの解釈による、家庭に取り入れやすいレシピを聞きました。
  • 撮影・合田昌弘 文・秋山由佳里

【東京都】深川飯

かつて良質のあさりがたくさん採れた深川名物。炊き込みご飯もありますが、もとはさっと煮たあさりの汁かけ飯だそうです。

【材料(2人分)】
あさり(殻つき)500g
酒 1/4カップ
だし汁とあさりの蒸し汁を合わせたもの 1と1/2カップ
A[生姜(千切り)大さじ1 長ねぎ(ざく切り)1/2本 酒大さじ2  みりん 大さじ1]
薄口しょうゆ 小さじ1/2(あさりの塩分で調整)
ご飯 適量
粉山椒、一味唐辛子 各適宜

【作り方】
1.あさりは砂抜きして、よく洗う。鍋にあさり、酒を入れて蓋をし、中火にかける。殻が開いたら一度こし、あさりの身を取り出す。別の鍋にだし汁とあさりの蒸し汁を合わせたものを入れて煮立て、あさりのむき身とAを加えてさっと火を通す。味をみて薄口しょうゆでととのえる。
2.器にご飯を盛り、1をのせ、好みで粉山椒や一味唐辛子をふる。

松田美智子

松田美智子 さん (まつだ・みちこ)

料理研究家、 テーブルコーディネーター

日本雑穀協会理事。台所道具や食器などの商品開発も手がける。『家庭料理は郷土料理から始まります。』(平凡社)など著書多数。

『クロワッサン』1091号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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