運気には、一定のリズム、流れがあります。いつも絶好調な人などいません。
よいときがあれば、調整、準備や休息が必要な時期、リスタートのタイミングもあります。そんな運気のサイクルを知り、波に乗りながら、さまざまな変化を自分なりに消化していくと、必ず大きな幸運期がやってきます。
今回、ご紹介するのは、10年サイクル、10カ月サイクルで巡る、運気のリズムです。「四柱推命(しちゅうすいめい)」など六十干支(ろくじっかんし)を使う東洋の占いを元にしています。
人には誰でも、10年のうち4年間は、人間関係に恵まれ、時には恋の花も咲き、仕事運も好調で金運にも恵まれる運が巡ります。その4年間を「寿(ことぶき)ゾーン」と名付けました。ここが、ひとつの運気のサイクルのピークであり、花が咲くようなとき。おめでたいこともたくさんあります。でも、逆にいえば、よいことは続いて4年ということです。
「寿ゾーン」の時期がすぎると、どんなことも少しマンネリになったり、風向きが変わったりします。あなた自身にも周囲にも、変化が起きたり、変化する必要が生まれます。それを踏まえて反省や見直しをし、新しい知識や情報、体験を取り入れるべきときが、「寿ゾーン」後の2~3年の「習得期」です。
そして「寿ゾーン」が終わって3、4年後には、「リスタート年」がやってきます。ここは、自立、独立のタイミング。心に「志」を抱くことや目標を持つことが、次の「寿ゾーン」で、花開く成功や幸福のための“種まき”となります。