くらし

サワークリームで作るふっくらホットビスケットの作り方と楽しみ方【内田真美さんのレシピ】

  • 撮影・枦木 功

2つ目も、翌日も美味しく。“甘くない”食べ方の魅力。

クロックムッシュ風

生地の縁が焼けるようにハムは少し小さめに。チーズはシュレッドタイプを使用。仕上げに黒こしょうをひくとアクセントになる。

ビスケットをセイボリー(甘くない軽食のようなもの)風にアレンジした一皿。

「翌日以降に冷めたものを焼き直す際、より美味しく食べられたら、と。家族の朝食にもとても喜ばれるメニューです」

半分に割った断面に薄くマスタードを塗り、好みのハムと溶けるタイプのナチュラルチーズをのせ、焼き色がつくまでトーストするだけ。生地の縁が少し焦げてカリッと香ばしく、新食感を楽しめる。

フレッシュハーブとチーズクリームスプレッド

滑らかにしたクリームチーズ100gにフレッシュチーズ50gを混ぜ、オリーブオイル、レモン汁各大さじ1、にんにくのすりおろし1/4かけ分、塩・こしょう適量を合わせる。

焼きたてを食べるとき、1つ目は甘く。そしてこのスプレッドがあれば、2つ目に皆の手がのびる。

「クリームチーズとフレッシュチーズに、オリーブオイルやレモン汁、にんにくで風味づけしたもの。ディルやバジルなど、香りのよい生のハーブを散らします」

フレッシュチーズはリコッタ、マスカルポーネなど好みのものを。ギリシャヨーグルトでもいい。冷蔵庫で1週間ほど保存可能なので多めに作っておいても。

内田真美

内田真美 さん (うちだ・まみ)

料理研究家

雑誌や書籍、広告など多岐に活躍。その洗練された料理や菓子に魅せられるファン多数。近著に『私の家庭菓子』『高加水生地の粉ものレッスン』が。

『クロワッサン』1055号より

1 2
この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

この記事が気に入ったらいいね!&フォローしよう

SHARE

※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

人気記事ランキング

  • 最新
  • 週間
  • 月間