里山。町や集落に近く、生活圏の中に含まれている山のことです。
多くの場合は住宅開発から免れた丘陵地帯の丘、尾根、谷戸(谷間)などがそれにあたります。
地元の人にとっては生活環境の一部なので、親しみを込めて裏山と呼ぶこともあります。ですから里山の道は自然が残された道ですが、生活路、通勤通学や散策に使われています。
なかには希少動植物が生息していて都、県、市が公園として管理運営している山もあります。首都圏では三浦半島から奥多摩に連なる多摩丘陵にまだまだ自然が残されています。
特に横浜、町田、八王子周辺には多くの里山があって、その地域を開発した電鉄会社が各駅からスタートする「山歩き」 「散歩」 「ハイキング」といったタイトルで里山歩きのコースを紹介しています。
このようにちょうどいい自然を身近に感じることができて、しかもアクセスが容易、それが里山です。