くらし

消化不良や更年期に。アボカドとかぼちゃの豆乳シチュー【鶏むねスープのアレンジレシピ】

慢性的な疲れには鶏むね肉に含まれたイミダペプチドが効果的。応用自在の鶏むねスープをベースに旬の野菜とあわせてかんたん免疫力アップレシピ。
  • 撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり

豆乳ベース

【鶏むねスープ200ml+豆乳400ml】

植物性たんぱく質豊富で、低脂肪。
豆乳には素材をまろやかに煮込む包容力も。

アボカドとかぼちゃの豆乳シチュー

[効果 → 消化不良 更年期]

豆乳には大豆イソフラボンが含まれ、女性ホルモンに似た役割を果たしてくれるので、40代以降の女性にはぜひ摂ってほしい食品です。アボカドは抗酸化作用が高く、老化防止にも効果的。

【材料】(2人分)
アボカド   1個(80g)
かぼちゃ   100g
アスパラガス   2本
シチュールウ(市販)  2片
鶏むねスープ(※作り方は画面下に掲載) 200ml
豆乳 (無調整)  400ml

【作り方】
1.
アボカドとかぼちゃは大きめの角切りにする。アスパラガスは斜めに切る。
2.鍋に鶏むねスープとかぼちゃを入れて中火で温める。沸騰直前で弱火にし、アスパラガスを加えて、かぼちゃが柔らかくなるまで10分ほど煮込む。
3.スープに豆乳を入れて弱火で温める。温まったらシチュールウを入れて溶かし、アボカドを加えてサッと火を通す。

このひと手間に美味は宿る。応用自在、鶏むねスープの作り方。

【材料】4人分 できあがり約1,000ml

鶏むね肉2枚(約500g)
(左上)昆布(だし用)1枚(10g) (右上)しょうが2片(12g)(下)青ねぎ2本分
水1,100ml

【作り方】

1.筋を切り、肉のパサパサ感をなくすため、鶏むね肉の表面をフォークで数カ所突き刺す。
2.鍋に水、昆布、皮ごと薄切りにしたしょうが、ねぎの青い部分を入れて、弱火で温める。
3.沸騰直前に昆布を取り出す。煮立てるとねばり成分が溶け出し風味を損なうので要注意。
4.鶏むね肉を鍋に入れる。2枚入れると温度が下がるので、中火で沸騰寸前まで煮立てる。
5.優しくグラグラ煮立ってきたら、その状態で3分ほど煮る。グツグツ煮込まないこと。
6.アクが出てきたら、その都度すくう。火の入れ過ぎはパサつきの原因になるので厳禁。
7.3分ほど煮たら、火を止める。3でいったん取り出した昆布を再度、鍋に戻し入れる。
8.鶏むね肉の上に昆布をのせ、フタをして粗熱が取れるまでそのまま冷ます。
【できあがり】9.粗熱が取れたら、鶏むね肉、昆布と香味野菜を取り出せば、万能鶏むねスープの完成。
【保存】10.フリーザーバッグなどに小分けして冷凍庫で保存すれば、約1カ月間保存できる。
エダジュン

料理制作

エダジュン さん

パクチー料理研究家、管理栄養士

東京・品川区生まれ。大学卒業後、スープ専門店の店長を5年間、スープ専門店の本部で商品の物流・購買の仕事に携わったのち、2013年に料理研究家として独立。著書に『野菜たっぷり具だくさんの主役スープ150』(誠文堂新光社)、『鍋の素ー極旨・鍋スープの作り方 バリエーションは無限大!』(PARCO出版)など多数。
https://edajun.com

『Dr.クロワッサン 重だるいがすっきり!万能鶏むねスープ』(2019年2月5日発行)より。

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